【辛口ごめん】まずは自分が境界線を持つこと | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

ゆるっと☆にこママコミュ代表 和久田ミカです。

昨晩の記事に関連して、お仕事に関して書きますよん。長文です。


クレクレ星人に悩まされる フリーランスの方は、とても多いとお聞きします。

クレクレ星人っていうのは、無料で なんでも「くれくれ」っていうお方ね。

くわしくは、青山華子さんの記事をご覧になってねん。

 アメーバただでなんでも聞いてくる人に対処する方法 知人とお客様の境界線は?

悩むのは、圧倒的に 女性が多いのではないかな~と思います。

断れないのねん。

相手の期待に応えようと がんばる傾向があります。


私も 昔は ご相談のメールに 丁寧にお返事を書いていました。

だって、無視したら きらわれそうだし、相手の思いをむげにしてしまったら 申し訳ないから。

悩み相談は、たいてい 読むと目が痛くなるような 長~いメッセージ。

その目的は ほとんどが、

・共感してほしい

・あなたは まちがっていないと言ってほしい

・即効性のあるアドバイスが欲しい

この3つ。

特徴的なのが 名前が書いてない人が ほとんど。

匿名という時点で、覚悟がわかる気がしますね。

いちおう、一生懸命 お返事を書いて「有料ですが、個別相談もしております」と 付け加えていました。

キーボード パソコン 手  - 写真素材
(c) naorock写真素材 PIXTA


でもね~。お礼の言葉よりも、返事が来ないことの方が多し。

(↑たぶん、自分が言ってもらいたい言葉と 違っていたのだと思います)

返事が来たとしても、

・有料はムリです汗結局、お金 なんですね。

・本当に 困っているので無料でお願いします

という 反応が返ってきました。

想像力のある人なら、悩み相談を読んで 返事を出すことが、どんだけ 時間と労力を使うか わかると思うのねん。

十分、ケチじゃないと思うんだけどなー…と もや~っとすることが多かったなあ。

たぶん クレクレ星人の方は 自覚がないだけなんだろうなあ。


今は 忙しいこともあって、ご相談メールには お返事を出していません。

悩み相談に 全部答えていたら、本来しなくてはいけない仕事が ますます 遅れちゃうのねん。

(それに、今はほとんど 相談メールは こなくなりました)

私にとって 大事なのは、クライアントさんたち。そして受講生のみなさま。

そう思ったら、お返事を出さないことで きらわれることは、ぜんぜん こわくなりましたですよ。

私の大切な人たちのために 時間を割きたいという思いが 強くあります。

線 流線 曲線 図形 ラインアート  - イラスト素材
(c) Graph-Sイラスト素材 PIXTA


こういう 対人関係の 自分なりのルールを「境界線」っていうんだけどね。

コーチ、セラピスト、カウンセラー、講師は、境界線を きちんと持つことが大事。

そうじゃないと、クレクレ星人に振り回されます。

大金はたいて得た知識や技術を ボランティア価格で 提供し続けることになりますよん。(自戒を込めて…しょぼん

自分が どんな人と 付き合っていくのかは、とても 大事です。

相手に選んでもらうのではなくて、自分が選ぶんですよ。


私は、お申し込みがあっても コーチングが合わないと思ったら、お断りしています。

いい影響が受けれられそう…と思ったら、興味がある人の講座に お金を出して 学びに行きます。

自分がつながりたい人とは 自分からコンタクトを取ります。

教育関連の仕事なら、ボランティア価格でも 引き受けます。

自分が 人間関係や仕事のハンドルを持っておくことが、境界線を作るコツです。

私が いろんな人を拝見している限りですが、境界線をきちんと持っている人ほど 運も回ってくるように感じますよん。