親は夏休みの宿題にどこまで関わるか | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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ゆるっと☆にこママコミュ代表 和久田ミカです。

$子育ては「聞く」が9割でうまくいく

前回のアメンバー記事には、たくさんのコメントをありがとうございます。

夏休みの宿題って、親はどこまで関わったらよいのだろう?と 悩むところだと思います。

前提としてあるのは、宿題は子どもの課題だということ。

それをふまえて、親は どこまでサポートするのかを決めていきます。

いい機会だからと、絵の描き方や 作文の書き方を教えるサポート。

ペース配分を助け、子どもが 見通しを持って 宿題を終えるためのサポート。

自分の力で やりとげたことを 伝え、励ますサポート。

責任感を学ばせるために、あえて 見守るだけのサポート。


きっと他にもありますねドキドキ

どこに重点を置くのかは、親としての方針や 子どもの年齢や性格などによって、ひとそれぞれ ちがっていていいのねん。

何が 正しいのかは、ひとそれぞれ。

たとえば、私の意見に 違和感を感じたら「意見がちがうんだな」って思うだけで いいんですよん。


ちなみに、私は 娘が一年生なので がっつり教えました。

絵の描き方も 感想文の書き方も ペース配分も。

ほめたり、承認したり、叱ったり、ときにプリプリしたりしながら汗、取り組みました。

だって、マンツーマンで 勉強を教えることができる、いい機会を逃したら もったいないもん。

ただ あくまでも「娘の」宿題なので、娘の力を引き出すところに 焦点を当てました。

すばらしい作品を作って 評価されようと思うと、「私」の宿題になっちゃうものね。


娘が、もっと 大きくなったら 見守るだけになる時期も 来るでしょう。

でも、日常会話の中で コーチングしていくとは 思います。

宿題への目標設定や そこから何を得ていくのか、現在どんな状況か、といったことを ちょこちょこ 話すだけだけどね☆

話をしても、宿題が終わらなくて、娘が 大変な思いをするときも くるかもしれません。

それは娘の課題ですから 遠~くから 応援するだけになるでしょう。


というわけで、前回の記事は「宿題は親の責任」ということが言いたいわけではないんですよ。

(もちろん、教師の責任でもありません。)

宿題は 子どもの課題。

親や教師は、何を どこまで サポートするのか、その線を 見極める必要があることを お伝えしたかったのねん。

親としての資質を ジャッジしているわけではありません。

意図を汲み取って いただけたら、うれしく思いますですよん。