ママたちから ご相談いただく内容で とても多いのが、
「逆上がりができません。どうしたらいいでしょう?」
「計算が遅いんです。練習しているのに…」
「ひらがなテストで 百点がとれません。くやしくないの!?って叱っているのですが…」
ご心配な様子が 伝わってきます。
で。ですね。
ひとつ 考えていただきたいのは、それは 本当に 心配なことなのか?ということです。
たぶん、人生において 逆上がりができるかどうかは あまり重要ではありません。
計算が遅いって、そもそも 誰と比べているの?
ひらがなが書けない大人は いないので 大丈夫です。
○○ができなかったら大変!!
って 思っていても、長いスパンで考えたら あまり 大変ではないかも。
でね。
こういう記事を書くと「努力を馬鹿にするな」「勉強は大事だと思います」なんてメッセージをいただいたりします。
私は、努力をバカになんか してないですよん。努力は大事です。
人って ほんと~に 見たいように見、聴きたいように聞くのだなあと 思います。
私が 言いたいのは、「できないこと」にとらわれない ということです。
「できないから~しないと大変」って 思っているとき、子どもに何が伝わっているでしょう?
「もう!ダメなんだから~!!」っていう思いじゃないかな~って思うの。
こういうのって 言わなくても 伝わっちゃうからね~。
どうせならさ~。
「前より上手になったね」
「うまくできなかったけど、よく がんばったね!」
が 伝わった方が いいと思うのねん。
「標準」や「子どもの友達」と比べていると、いつまでたっても「がんばったね!」って 言ってあげられないです。
承認する(認める)ことって、階段の踊り場みたいなものだと思います。
ずっと階段を上り続けたら、ゴールが見えなくて きついです。
でも、ときどき 踊り場で
「がんばったね~」
「ここまで上ってきたね」
って 確認してあげると、さらに 上にのぼろうとする 気持ちがわいてきます。
もし、頭ではわかるけど 子どもを ほめたくない、と感じるなら、それは 自分の中に 答えがあります。
これを書来始めると、長くなっちゃうので この辺で~☆