
先日、クライアントさんのMさんから こんなお話がありました。
「ママ友から電話がかかってきて 悩み相談をされたんですが、気が重くならずに済みました!」
(Mさんの承諾を得て、お話しますね)
以前は、相手の期待を感じながら 話をしていたそうです。
だから、同意したくなくても 同意したり、電話を切りたくても 切れなかったり…。
「でも、今は ラクです。自分がどうしたいかを 感じる余裕ができたから」
相手の期待よりも、自分がどうしたいのか、に 焦点を当てる癖がついたのだそうです。
パーソナルコーチングを 長く受けていらっしゃる方は、多かれ少なかれ 同じようなことを おっしゃいます。
コーチングって40分以上 自分の話をします。
それを 定期的に行うことで、「自分が何を感じているのか」を 感じる習慣がついてくるんですね。
「ただ、共感したり、相槌を打ったりするだけで、十分なんだってわかりました。
以前は、先回りして 相手の問題を解決しようとしていたかも」
自分を変えたいと思ったら、自分にどんなパターンがあるのかを 知ることが 最初の一歩になります。
そこを 掘り掘りしていくと、行動や思考の根っこが見えてきます。
上に書いた話も、さらに 掘り掘りすると、もっと 奥の根っこが出てくるんですよ。(長くなるので省きますが…)
自分を変えたいのに 変えられないという人は、マニュアルに頼っていることも あるかも。
その方法が 自分にあっていればいいけど、そうでないときは 効果がありません。
自分に合ったものを見つけるためには、他人からの客観的な視点が 必要になるのねん。
セラピストは、鏡になって クライアントさんの状況を 見せる役割をします。
そこには、認めたくない自分も映っていたりするけどね。
それを 認めると、さらに 次の扉が開くの。ギギギギーっと。
あら、なんだか 抽象的な話になってしまいました。
一言でいうとね~、変わりたいなら、自分を知ること、受け入れること。
それが 不可欠、ということですよん。