たいていは、クライアントさんが 考えている時間なので ゆっくり待ちます。
私のクライアントさんの多くは、電話やスカイプで セッションしているので、顔が見えない分、沈黙を待つことがとても大事。
クライアントさんから 沈黙について 話が出たので、「待っていたんですよ」とお話ししたところ、
「ミカさんが、何か言ってくれないかな?と思って 困っていました」と 言われたことが 何度かあります。
それなら、そのまんま 言ってくださればいいのに~と思います。
「今、頭が真っ白で 何も浮かびません」と 正直にお話しくださればいいんですね。
それが、コミュニケーションです。
コーチが なんとか してくれるだろう、と思って待っていても、伝わりませんデス☆
超能力者じゃないですからねん。
コーチングって 対話です。ふつーに 思ったことを そのまま話せばいいんです

確かにね、「困ってるのかな?」って感じるときが ないわけではないです。
でも、私が 先回りして 問題を解決してあげようとは 思いません。
沈黙は、ある程度の時間 待つことにしています。

(c) higashizawa|写真素材 PIXTA
もしかしたら、コミュニケーションが苦手…と思っている人は、同じような傾向があるかも。
・私が思っていることを 察してくれないかな
・相手の喜ぶことを 言わなくては
・何か すばらしいことを 言わなくちゃ
・相手が気分を害したらどうしよう
・つまらない人だと 思われたらいやだな
・沈黙がこわい…
ふつーに話せばいいのに、何かに とらわれている状態です。
コミュニケーションが 苦手というよりは、何か ストッパーがかかっている感じですね。
本当は とってもおしゃべりなのに、本来の自分が 出てこない感じ。
私はね~。ずっと 相手の喜ぶことを言わなくちゃ、っていうのが 大きなストッパーでした。
頭の中で 相手が喜びそうな言葉を探しちゃう 癖があったのねん。
でも、よく考えてみると 相手がどう思っているかなんて、本当のところ わからないじゃーん。
そこまでして 好かれる必要は ないじゃーん。
たぶん、いい人だと思われたかったんだな~。それが「気づかいのある人」だと思い込んでたんだな~。
そこに エネルギーを使うのをやめたら、ずいぶん ラクになりました。
自分のコミュニケーションの癖を知っていると、その癖を 外すことも できますよん。