元旦の朝日新聞の記事なんですけどね。
「答えは対話の中に」という教育に関する記事がトップになっていました。
やっと そこに注目する時代になったか、と感じました。
取り上げられていたのは、みんなで 話し合ったり、意見を発表したりしながら 進めていく授業です。
手法としては 20年以上前から あったのですが、実践している先生は 少なかったんです。
いや、今も きっと少ないんだろうなあ。
手間ひまかかりますし、すぐに 効果が出るものでもありません。
授業以前に、お互いが 考えたことを言い合えるクラスを 作っていかなくてはいけませんから。
一斉に授業して「はい、こういうときは こんなふうに解くんですよ」と導いた方が ラクなんですね。
(こういう授業を推奨している、大きな教育団体もあります。何が正しいかはそれぞれなんですね~)
要所要所で 対話をする授業を取り入れることは 考える力を伸ばします。
私も 教師の頃は、国語や算数で「対話」を取り入れた授業をしていました。
実は、「答えは対話の中に」という考え方、コーチングと同じです。
コーチングって、一対一の会話のことなんです。
対話の中に 気づきがあります。
たとえば、算数の問題は 答えは一つです。
でも、そこに至る筋道は たくさんあります。
答を出すことも大事ですが、実際の生活では そこに至るまでの 筋道をたくさん知っていた方が 役に立つんですね。
筋道を知っている、というよりは、「筋道を考える力」かな~。
子どもたちに「解き方」を 考えさせると、実に おもしろい考え方をします。
それを お互いにシェアしていくことは、大きな学びとなります。
長くなったので、続きは夜に☆