答はひとつではない時代になった1 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

元旦の朝日新聞の記事なんですけどね。

「答えは対話の中に」という教育に関する記事がトップになっていました。

やっと そこに注目する時代になったか、と感じました。

取り上げられていたのは、みんなで 話し合ったり、意見を発表したりしながら 進めていく授業です。

手法としては 20年以上前から あったのですが、実践している先生は 少なかったんです。

いや、今も きっと少ないんだろうなあ。

手間ひまかかりますし、すぐに 効果が出るものでもありません。

授業以前に、お互いが 考えたことを言い合えるクラスを 作っていかなくてはいけませんから。

一斉に授業して「はい、こういうときは こんなふうに解くんですよ」と導いた方が ラクなんですね。

(こういう授業を推奨している、大きな教育団体もあります。何が正しいかはそれぞれなんですね~)

要所要所で 対話をする授業を取り入れることは 考える力を伸ばします。

私も 教師の頃は、国語や算数で「対話」を取り入れた授業をしていました。


実は、「答えは対話の中に」という考え方、コーチングと同じです。

コーチングって、一対一の会話のことなんです。

対話の中に 気づきがあります。

たとえば、算数の問題は 答えは一つです。

でも、そこに至る筋道は たくさんあります。

答を出すことも大事ですが、実際の生活では そこに至るまでの 筋道をたくさん知っていた方が 役に立つんですね。

筋道を知っている、というよりは、「筋道を考える力」かな~。

子どもたちに「解き方」を 考えさせると、実に おもしろい考え方をします。

それを お互いにシェアしていくことは、大きな学びとなります。


長くなったので、続きは夜に☆