年末は、ささやかながら 寄付をしたりします。まもなく、クリスマスですしね。
今年は、海外の子どもたちに向けて 救急箱やお勉強セットへの 募金をしました。
先日、「世界一受けたい授業」という番組で 児童労働について扱っていました。
こういった話題を見聞きするたび、胸が締め付けられる思いがします。
過酷な長時間労働を強いられ、笑顔のない生活をしている子。
兵士になって 人殺しを強要されたりした過去が ある子。
でも、今は 教育を受けることができ、学校の先生になりたい、なんて言っているのを聞くと ぶわっと涙が出ます。
私にできることは なんにもなくて、祈ることぐらいだけどネ。
で、同時に思うんですね~。
彼女、彼らは あんなに 苦労の多い人生を送っているのに、自ら命を絶たない。
そして、とても強い瞳をしています。
現在、日本は、飢えている人はあまりいないし、児童が労働を強制されていることもありません。
でも、いろんなしがらみから 逃げたいと思う。その手段として死を選ぶこともある。
なんかね~、文科省が言ってる「生きる力を育てる」なんて言葉は へっぽこに 聞こえちゃうのねん。
生きる力って、なんだろ~って。
ベースにあるのは、自己肯定感かな~とか、たくさんの経験かな~とか、いろいろ 想像してみるんだけど、しっくりきません。
そうそう、私が コーチングを学んで 一番最初に 違和感を感じた言葉は「よりよく生きる」です。
よりよく生きなくちゃいけないの? もっと豊かに生きなくちゃいけないの? 自分を価値ある人間と感じなくちゃいけないの?
(もちろん、違和感を感じない人も たくさん いると思いますよ~。それはそれでいいんです。)
私にとっての 自己肯定感の入り口は「生きていていいんだ」なので、とても 敷居が高く感じたことを 思い出します。
なんだか、話が あっちいったり こっちいったりしてますが…
子どもが 困難に出会ったとき それでも 自分は生きていていいんだ、と 思ってくれたら それでいいなあ。
自分はすばらしい、とか、すごいんだ、って 思えなくてもいい。
まずは、生きていることを 選べる子であってほしいな~と思います。