私は幸せになれない★本当にそう? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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私は、以前 「私は幸せになれない」という 漠然とした思いを持っていました。

その源をたどっていくと、過去へと 流れ着きます。

でも、今は 私は幸せになれる、と 思っています。

パーソナルコーチングで たくさん話を聞いていただき、少しずつ 過去はどうでもよくなったんですね。

時間は かかりましたが、ずいぶん ラクになりました。

今は、過去にしばられて 現在を生きられないのは もったいないと 感じています。


幸せになれない

自信がない

自己肯定感がない

など いろいろな思考の癖は 過去にあることが 多いです。


たとえば、母親。

母が 自分を認めてくれなかったら 自分は 価値のない人。

そう「決めて」しまったら ずっと 自分は 価値のない人になります。

自分の価値は、母しだいとなります。

たとえば、父親。

父が 自分を大切にしてくれなかったから 自分を大切になんて できない。

そう「決めて」しまったら、ずっと 自分を ないがしろにしながら生きていきます。

過去を変えないと、自分は 変われないと いうことになります。


そういう人生も ありだけどね。

ありだけどね、苦しいね。

つらいね。

過去と他人は 変えられないから。

あの人が 悪い、と 言うのはラク、でも 心は たぶん パンパンで はりさけそうね。


突然、「自分を好きになりましょう」「自信を持ちましょう」と 言われたら、それはムリ。

できることから はじめていきましょう。

たとえば、話を聞いてもらうことから。

友達でも 市町村の無料相談でも カウンセリングでも コーチングでも、なんでもいい。

黙って 耳を傾けてくれる人に 話を してみると いいかなぁ。

(つらい気持ちに対して、アドバイスも 否定も 肯定もしない人が ベストですね。)


さらに、思いを 他人ではなく 自分に向けていきましょう。

「悲しかったね」

「苦しかったね」

「認めてほしかったよね」

小さかった頃の 自分と対話し、涙が 出なくなるまで 泣くのも ひとつの方法ですね。

怒りの下には、たいてい 悲しみがあるんです。

その悲しみを 味わわないと、怒りが どんどん ふくらんでいきます。


「~だから 私は幸せになれない」

本当に?本当にそうなの?

それを 決めているのは、あなた自身かもしれませんね。


過去と他人は 変えられない。

でも、自分と未来は 変えられますよ。

「できることから やっていこう」と思うのも 自分。

「そんなのムリ、ムリ」と思うのも 自分。

思考の癖を変えるのは ちょっと 時間がかかるかもしれないけど、できることから やってみましょう。

少しずつ 少しずつ…ですよ。

何年もかかって 変わっていく感じ。

今の「少しずつ」が 未来を作っていくのだと、私は思います。