「正しさで 伝えるよりも、気持ちを伝えた方が 伝わりやすいですよ~」
「子どもには 考えさせましょう」
「提案するときは、選択肢を たくさん出して、自分で 選ばせましょう」
と お話しています。
でも、ママcafeのときに こんな お話をお聞きしました。
「うちの子は、選択するのが苦手なので 正しい方法を ひとつだけ 教えることが 合っているみたい」
なるほど~

お子さんを きちんと 見ておられるからこそ 出てくる言葉だと 感じました。
すばらしいです~

私が 教師をしていたときにも いたのを 思い出しました。
どうしたらよいかを 簡潔に 話した方が よいタイプの子ですね。
たとえば、子どもが 机に のぼって 遊んでいたとします。
注意をしたいとき、いろんな 言い方がありますよね。
「ダメ!おりなさい」
「おりないと、けがをします。」
「落ちたら と思うと、心配だなあ」
「落ちると危険なので、おりましょう」
「机に乗るのは、いいことかな?悪いことかな?」
どれが 正解というわけではありません。
その子にとって わかりやすく、効果がある言い方を 選べばOK。
正しい方法を 簡潔に 教えたほうがよいタイプは、こんな感じで 伝えます。
「机から おります。机には 乗りません」
どうしたらよいかを おだやかに きっぱり。
考えさせたり、禁止したりするのではなく、具体的な行動を 教えるんですね。
言葉かけひとつとっても 奥が深いですね。
やっぱり 基本は、子どもを よく見ることですね。
子どもを観察すると、どうしたらよいのかが わかります。
「~のときは○○しましょう」なんて アドバイスは、あくまでも 参考程度です。