「みつきちゃんは、”ごめんなさい。もうしません”
という 謝り方を 知らないみたいですね。」
と 先生から 言われました。
教えておいたので、家でも 言わせてほしい、という感じの お話でした。
当時、私は コーチングを学ぶ前で、すぐに 腹が立つ人間でした。
心の中で 「余計なことを 教えないでほしい

まるで、しつけのなっていない親だ と言われたようにも 感じました。
私は、両親から
「ごめんなさい、もうしません、と 言いなさい」
と 言われて育ちました。
でも、そんな 約束をしても、子どもなので また 同じことをします。
「この前、もうしません、と言っただろう!」
と怒られて、いつも 釈然としないものを 感じていました。
言いたくて 言ったわけではなく、言わされたからです。
結果、「もうしません」と言うのを 拒否するようになり、
両親から「素直じゃない、聞き分けが悪い

幼い私は、それでも いい、と思いました。
どちらにしても 怒られるのだから

約束を破る 罪悪感が 減る分、気が楽だ、と思いました。
大人は、言葉を 求めます。
「ごめんなさい」
「もうしません」
「私が 悪かったです」
「今度は、~します」
子どもの方からしたら、大人の下心なんて みえみえ

言葉にすることで、親が 安心したいんだろうなあと わかっちゃいます。
子どもは、失敗しながら 成長していきます。
何度も 同じことをして、それでも 少しずつ 成長の階段を上ります。
また、同じ悪いことを し続けるのであれば、それには 理由があるのです。
子どもにとっては 無意識のことかもしれませんが…。
(この辺は 書くと長くなるので、詳しくは 私の講座に来てね~

心からの「ごめんなさい」
きまり文句の「ごめんなさい」
全然、意味が 違いますよね~。
言葉より 心 です
