ごめんなさい もうしません、って 誰のための言葉? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

娘が 幼稚園に入る前、託児所に 預けていたときの ことです。

「みつきちゃんは、”ごめんなさい。もうしません

 という 謝り方を 知らないみたいですね。」

と 先生から 言われました。

教えておいたので、家でも 言わせてほしい、という感じの お話でした。


当時、私は コーチングを学ぶ前で、すぐに 腹が立つ人間でした。

心の中で 「余計なことを 教えないでほしいビックリマーク」と 思いました。

まるで、しつけのなっていない親だ と言われたようにも 感じました。



私は、両親から

ごめんなさい、もうしません、と 言いなさい」

と 言われて育ちました。


でも、そんな 約束をしても、子どもなので また 同じことをします。

「この前、もうしません、と言っただろう!」

と怒られて、いつも 釈然としないものを 感じていました。


言いたくて 言ったわけではなく、言わされたからです。


結果、「もうしません」と言うのを 拒否するようになり、

両親から「素直じゃない、聞き分けが悪いむかっ」と 怒られるようになります。


幼い私は、それでも いい、と思いました。

どちらにしても 怒られるのだからDASH!

約束を破る 罪悪感が 減る分、気が楽だ、と思いました。



大人は、言葉を 求めます。

「ごめんなさい」

「もうしません」

「私が 悪かったです」

「今度は、~します」


子どもの方からしたら、大人の下心なんて みえみえ目

言葉にすることで、親が 安心したいんだろうなあと わかっちゃいます。


子どもは、失敗しながら 成長していきます。

何度も 同じことをして、それでも 少しずつ 成長の階段を上ります。


また、同じ悪いことを し続けるのであれば、それには 理由があるのです。

子どもにとっては 無意識のことかもしれませんが…。

(この辺は 書くと長くなるので、詳しくは 私の講座に来てね~ラブラブ


心からの「ごめんなさい」

きまり文句の「ごめんなさい」



全然、意味が 違いますよね~。

言葉より 心 です心