ものと知識は 使いよう | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

私は 本が好きで、毎月 5冊以上は買って読みます。

セミナーも 大好きで、毎月のように 東京に 出かけています。

学ぶのが 好きなんですねアップ


さらに、私が セミナーをするのは お金を得るためもありますが、

学んだことを 咀嚼して 自分のものにするため、もあります。


セミナーをするためには、自分の中に 落としこみ、体験を織り交ぜ、

わかりやすい言葉に変換して、与えられた時間の中で 流れをつくっていく、

という作業が必要です。

知識は、自分のものになってこそ 生きてきます。


パーソナルコーチングで お話を伺っていると、

この 「知識」が 一人歩きしている場面に出会うことがあります。


たとえば、アダルトチルドレン

「私はアダルトチルドレンなんです」

と おっしゃる方に 出会います。


アダルトチルドレンを どんな風に 捉えられているのかを お聞きすると、

「ん~、よくわからないんですけど…家庭が ゴタゴタしていたんで…」

と お答えになる方が、8割。


その知識を知って 現在を 改善するヒントにする のではなく、

「自分は被害者だ」という証明に 使っているんですね。



たとえば、コミュニケーションスキル

「あれも これも 学んだのですが、結局できないんです。」

できない、できない、あ~、私はダメだ、と 自己否定するための 材料にしています。


「今できていることは?」とか「前より 成長したと感じることは?」

と 聞いても 首をかしげます。


自己否定したい人は 「私はダメ」に しがみついています。

自分がダメだ、と 思うことで 何かを得ているのでしょう。



物と知識は 使いよう。

どんな目的で 使うのかで、全然 違ってしまいます。



★ あなたは、知識を どのように 生かしていますか?