新入学前にこれができればOK★14 生活科とは? | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

つづきです★

クローバー 生活科とは?

当時発行していた 学級通信を元に、お話していきます♪


平成4年度から施行された 生活科。
それ以前は,低学年にも「社会科」「理科」という教科がありましたが、今はありません。

生活科は,「社会科と理科を合わせた教科」と捉えられがちですが、
ねらいがまったく違います。


低学年の子どもたちには,具体的な活動を通して思考する という発達上の特徴が見られます。


たとえば、

「春ですね~、校庭に 春を探しに行きましょう!」
と いうのが 具体的な活動。

「春になると、木の芽や 植物の芽が 出てきます。
 こんな 虫たちも、現れますよ。」

と、本を見ながら 学ぶのは、具体的ではない 活動。


生活科は、活動や体験を通して 学びます

自分と 身近な人々,社会や 自然との関わりに 関心を持つこと。

自分自身や 自分の生活について 考え,将来自立した生活ができるための 基礎を 身に付けること。


が目標の教科です。


幼稚園と同じように感じますか?
ちょっと 違うんですね。

評価が 加わること。

気付きを 紙にまとめたり、話し合ったり、発表したりすること。

友達だけでなく、地域の人(お年寄りなど)とも 交流を持つこと。



大きな柱としては,次の活動が 挙げられると思います。

1 人との関わりを学ぶ

主に、自分と身近な人々(友達,家族や近所の人,学校で働く人など)や
社会との関わりを 中心にした学習です。

4月の 最初の活動は、「友達と 仲良くなるために どうしたらいいか」を考えました。

「みんなで遊ぶ」「遊ぼうって声をかける」「お友達の名前を覚える」などの声があがり,
友達づくりを ねらいとして,みんなで遊びました。


2 緑と仲良しになる
 
年間を通して,季節の草花の 栽培をしたり,
学区内の 公園にでかける など 身近な自然を 観察したり,

季節の行事に 関わったりする活動を行います。


これは,四季の変化を 感じ取ったり,自然に親しんだり できるようにしていくこと,

自然物や 身近にあるものを 使って,遊びを工夫し みんなで楽しむことができるように
していくことを ねらいとしています。


以上、当時の 学級通信+αから でした。


家庭でできることは、五感を磨くことかな、と思います。

「あ、木の芽が 出てきたよ。春だね。」(目)

「においは ないね。」(鼻)

「さわってみたら、固いよ」(触わる)

など、見たり、聞いたり、嗅いだり、触ったり、(食べたり)、です。


普段、すでに やってますよねビックリマーク

子どもたちの 感覚のアンテナを 立てておくことが、生活科の準備となります。