
計算するときの 指の出し方です。
これは、今から お伝えする通りに 絶対しなくちゃだめ!と いうものではありません。
こうすると、より やりやすいですよ、と いうものです。
まず、0は 両手が グー

5は パー

10は 両手がパー


1~5までは、左手の人差し指から 順番に出していきます。
コツは、6からです。
右手は、小指、薬指、中指、…と端から 順番に出していきます。
(普通は、人差し指からですよね。)
この指使いの利点は、3つです。
まず、指が スムーズに出しやすいこと。
鉛筆を 持ったままでも、計算しやすくなります。
次に、見やすいこと。
左右の手を くっつけて 計算できるので、より 見やすいようです。
そして、これが 一番の理由、10以上の数の 引き算がやりやすいこと。
「指を折るのは、両手とも親指から」と 覚えておくと、楽なんです。
簡単な引き算でも、そうですね。
10-2だったら、まず 両手をパー


右手の 親指と人差し指を折って、2を 引きます。








ここからは 一年生の内容なので 幼稚園生までは やる必要はないのですが、
一応 書いておきますね

たとえば、12ー8。
引き算には、ふたつの計算方法(減加法・減減法)がありますが、
どちらも 指を折って 少なくしていきます。
減減法(引いて、引いて 計算する方法)は、





(パッと 両手を開く)

答えは 4となります。
声を出しながら、やっていくのが コツです。
(文で書くと、難しく感じますね~・・・
やってみると 簡単なんですが。)
減加法(引いて・足す方法)の やり方は、




(このとき、右手親指から 順に 折っていきます。
左手も 親指から折ります。)

それに、12の「2」を加えて 答えは4と なります。
こういった計算は、計算ブロックでやると すご~く わかりやすいんですが、
ブロックがなくなったとたん、指でやろうとして 四苦八苦になってしまう子が います。
手の指は 10本しかないですから、足の指まで 使ってたりして(笑)
計算が苦手な子に、この指使いを 教えると、わかりやすいようです。
減加・減減 どちらの方法でも OK!
やりやすい方法は、人によって 違うようです。
もし 一年生になって お子さんが計算で つまづきがあったとき、
役立つといいな、と 思います。

もし、幼稚園生だけど やりたい!という子がいたら、
おはじきなどで 同じことを やってあげてください。
まずは、指より 具体的な物を使って 計算するのが 先ですよ~

あせらず、ゆっくりとね~。