コーチングを教師へ4 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

■ 同僚とうまくいかない

学校では、チームワークで動く仕事は 会社ほど 多くありません
(…汗会社にいたことがないので想像ですが)


しかし、同じ学年や教科の 教師同士とは 関わりを持つ機会も多く、
それが ストレスになってしまう人もいます。


幸い、私は あまり 大変な先生に 出会ったことはないのですが ( 曲者は いましたけど~にひひ笑 )、
同僚で 精神的に 病んでしまった人がいました。

職場の人間関係で悩んでしまったら、そこで エネルギーを消耗し、
仕事に支障が出ることも あるでしょう。

人の エネルギーは、無限ではありません


星 エネルギーの使い方を考える

今、人間関係で エネルギーを 使い果たしていると感じたら、ちょっと 省エネしないと 持ちません。

使わなくていいエネルギーを 使わないようにするのです。


たとえば、
事実より 憶測に 焦点が合っている場合、きちんと 線を引く必要があります。

「あの人が 私の悪口を言っているのではないか?」
という 頭の中のつぶやきで 憂鬱になっているとしたら、

自分を振り回しているのは 自分です。
憶測は、あくまでも 憶測ですから。

電気だったら、待機電力が 大きすぎる状態ですね。


常に、自分の「憶測アンテナ」が 相手の言葉尻や 態度から、妄想を 引き連れてきます。
憶測アンテナに 休んでもらいましょう。

不要なエネルギーは、使わないにこしたことは ありません。


たとえば、
変えられないものを 変えようとしたり、コントロールしようとしたりすると、疲れます。

「~だったらいいのに」「なんで~なのかな」
と 思ったところで、現状は 何も言わず、頭の中は 不満が充満しています。

そこにエネルギーが使われすぎて、もう 身動きが取れない状態ですね。


これは 漏電みたいなものかな。
エネルギーが こんなところで 漏れてたら、もったいないですね。


ここに ご紹介したのは、ごく一部の視点です。

エネルギーロスを少なくするために
どういう風に 物事を捉えていったらいいかについて、話し合っていきます。


星 それぞれの資質によって アプローチを考える

「どうして この人は こうなんだろう?!」
と 憤ることも ひとつの方法ですが、

「この人と 付き合っていくには、どんな アプローチがあるだろう」
と 考えることの方が より 建設的です。


コーチングでは、「タイプ分け」「優位感覚」という考え方があります。
人は、いくつかの気質に 分けられる というものです。

これをヒントにして 手立てを考えていくと、具体策が 生まれてきやすくなります。


たとえば、

誉められるが苦手な 人もいます。
普通に誉めると 逆効果です。

誉めるときのポイントを 押さえることが 大事です。


質問が嫌いな人もいます。

「あなたは どう思いますか?」
と 聞かれると、なんとな~く むっとする人です。

そんな人には どんな聞きかたをしたら、答えたもらいやすくなるかが わかります。


意見を 言わないくせに、あとから ブツブツ言う人もいます。
そんなときは、日常での声かけに コツがあります。


長い説明を受けると、突然 モチベーションが 下がる人がいます。
そんな違うアプローチが合っています。


当たり前ですが、人って みんな違うんです。
自分の常識が 非常識になっていることもあります

それを踏まえて 相手を見るだけでも 見る目が変わってきますよ。
(いい意味での あきらめも 出てきます~)


その人特有の気質や 行動・思考のパターンが見えると、対応が見えてきます。

私からも、
「このような傾向がある人は、こうすると トラブルが減る傾向がありますよ。」
と 具体的に 提案することが できます。