楽しくなることを 見つける力 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

11日間も 幼稚園を休まなくては いけなかった娘。

今日は、久しぶりに 徒歩で幼稚園に 行こうとしたところ、娘が 動かず…。

「どうしたの?」

と 聞いたら、

「8時15分になるまで 待ってるの。」


車で 行かないと間に合わなくなる時間まで、家に居続ける 作戦のようです。

やるなあ、娘。(笑)


「歩いていくと、どんな 楽しいことがあるかなぁ。」

「ない!」(ないんかい!!!!)

誘導作戦、失敗ショック!


「そうだ、昨日 一緒に遊んだMちゃんちを 通っていこうか!」

と 提案すると、やっとこ、娘が 重い腰を 上げました。


外に出たら、娘の 楽しいこと探しの始まりです。

「公園を通って 行きたいなあ。」

「このイチョウの木は 裸んぼなのに、あっちは まだ きれいに 残ってる!なんで~?」

「モグラの穴、たくさん空いてるね。」

「ねえ、今日 通った道、地図にしようよ。」

「Mちゃんちはね~、あそこ。一番 まん前」

ずっと しゃべりながら、歩いています。


娘の長所のひとつは、楽しいこと探しができることかな、と思います。

外に出ると しっかり者で通っている娘ですが、実は とっても 気難しい タイプです。

自分の主張を はっきりしますし、泣いたり、ぐずったりも そっちゅう。


でも そうやって 発散した後は、気持ちの切り替えも 早いです。

すぐに 楽しいことを見つけて、そこに 焦点を当てることができます。


いつまでも ぐずっていたら、本人も 周りの人も つまらなくなりますものね。


あと、ついでに 付け加えると、上に書いたエピソードでは 長くなるので はしょってありますが、

ぐずりを 早く終わらせるためには、まず、とことん 子どもの話を聞くことです

もちろん、共感はしても 同意する必要はありませんよニコニコ


子どもの 言い分や言い訳を聞かず、親の言うことを聞け~!というのは、

気持ちの切り替えを 遅くする要因になります。


子どもは、話したり、泣いたり、ぐずったりして 発散し、次に進んでいく生き物です。

ん? 居酒屋の おじ様方と 似てるかな?笑