子どもの成長の 境い目 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

幼稚園の運動会でした。

年長さんと年中さんが一緒に行うので、
子どもたちを観察するのが とっても 面白い一日でした。


一般的に、幼児は 自己効力感が 大きいです。
なんでも できると 思っています。

でも、あるとき ふと わかるときがあります。
一生懸命やっても かなわない 相手がいるぞ…、あれ~?と。


だいたい、それが 5歳ごろだと 言われています。

私の場合、かけっこをしていて 気づきました。
どーやって がんばっても、一位になれないんです。

特に 悲しくは なかったのですが、
親に 早く走れないことを 指摘されて 傷ついたことを 覚えています。



年中の娘も、私に似て(?)かなり マイペースなので

「かけっこ 5番だったよ~。
 パカポコ(缶で作った竹馬)から、足が 外れちゃったの。」

と あまり くやしくもない様子で 戻ってきました。



でも、年長さんの かけっこは、ちょっと 様子が違ってきます。

跳び箱が飛べなくて 泣き出す子や、飛ばないで ごまかす子、
転んでしまって 意欲を失う子、
顔の表情を見ただけで 障害走が 嫌いなんだなあと わかる子。

人と自分の違いがわかり、客観的に 自分を見る目が 出てきたんですね。


さらに、お客様で 来ていた 一年生のかけっこは 熾烈な戦いになります。

みんな 全速力で 駆けていき、少しでも いい順位になろうと がんばります。
思った結果が出せないと、とても 悔しそうです。


おもしろいですね。

子どもって、日々成長しています。



今日、寝る前に

「運動会、がんばったね。

 ダンス 楽しそうに踊ってたね。
 かけっこ、一生懸命 走ってたね。

 ママね~。とっても うれしかった。」

と 娘に話しました。


聞き終わるか終わらないかのうちに、娘は 眠ってしまいました。


来年の運動会、娘の成長ぶりが 今から楽しみです。