子どもへの信頼が 根底にあること | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。


ハートストリングス子育てコーチングの日でした。
少人数講座で、コーチングを学びます。


私の講座の特徴は、子育てを学ぶのではなく
「自分の子育て」を 浮き彫りにしていくことです。

自分が どんなふうに 子どもと接したいのか、
それは ひとりひとり 少しずつ違うはずです。

自分の課題に向き合いつつ、コーチングスキルを通して
自分は どうしていきたいのかを 考えていきます。


今回の内容は、子どもの心に届く「伝える・叱る」です。
Iメッセージ、4つのストローク、叱る3ステップについて学びました。


↑ … な~んて書くと 難しそうですが、
簡単に言うと 「子どもを信頼する」と いうことです。

セオリー通りに やることよりも、子どもへの信頼感が根底にあることが大事。


そのままの「私」の正直な気持ちを伝える、
感情的にならずに、おだやかに 子どもの話を 最後まで聞く、

それだけで、十分 子どもに伝わります。


子どもは 怒らないとわからない!と 思い込んでいると、
いつまでも 悪循環から 抜け出せません。


(とはいえ、怒っちゃうときがあって OK。
 だって、人間だもの。

 でも、そのあと 「怒る以外に、どうしたらよかったのか」、
 「何に反応して 怒りがわいてきたのか」、

 自分を振り返ることが 大切です。)


早速 受講生のhughugさんから うれしいメールをいただきました。






今日はありがとうございました。

さっそく、「叱り方」を実践して、とーっても効果があって、うれしくて
次に会う時まで待ちきれないいので、メールしちゃいました。


まずは、次男のビニールテープ事件。
帰ってきてから聞きましたよ。


「お父ちゃんのお部屋で、ビニールの紐が いっぱーい ぐしゃぐしゃに伸びてて
 お母ちゃん びっくりしたんだけど、H(お子さんの名前)がやったの?」

「ぼく、やってない」
(このように、いつもウソをつきます。ここで、普段なら怒る私ですが・・・)


「間違ってゴロゴロなっちゃったの?」
「・・・うん。」

「それで、楽しくなっていっぱい引っ張っちゃった?」←お子さんの気持ちを代弁しています
「・・・うん、そう」

(素直に、いたずらを認めたことが奇跡です)


「それって、いいこと?悪いこと?どっちだと思う?」
「・・・悪いこと」←決め付けずに 自分で言わせています。

「もうしない?」
「うん!」


そしてしばらくしてから

「お母ちゃん、全部なおしたの?」
「そうだよ」

「大変だった?」
と気遣ってくれました。


会話の中で、私は直すのが大変だったとは
一言も言ってなかったので 驚きました。

「直すの大変だったのに」と 怒る必要はないんですね。
ちゃんと、分かっていたんですね。


それに、普段だったら、決してウソをついて認めません。
そして、ギャーギャー泣きます。

そして、私も
「直すの大変なんだからっ、何でこんなことすんのよ!もう!!」
と、怒鳴り散らしてたでしょうね。

怒るのだけがしつけじゃないと、今更ながら実感しました。


それと、長男にも、ずっと Iメッセージで話しました。

「椅子をぐらぐらすると、壊れちゃうからお母さん嫌だな」自分の気持ちを 素直に伝えています
(←「おら~!いっつも言ってるのに、椅子やるな!!)

「こんなにお部屋に散らかしてると、お母さん転んじゃうよ」
(←「ちゃんと片付けなさい、全く、いつも!!」)← 「いつも」って言われると 子どもはいい気持ちがしませんね☆

などという感じで、ずーっと穏やかに過ごせました。


ウソみたい!!!

長男も、すっごく張り切っていましたよ。
そして、ずっとニコニコ。

それにね、宿題の字もすっごーい丁寧。


「子供は母の鏡」(あれ、反対でしたっけ?)
すごく実感できました。






ほんとに、子どもは 母の鏡ですね。

ママが笑顔なら、子どもも笑顔。
ママが 不機嫌だと、子どもも ぐずります。



hughugさんからの 臨場感あふれるメール うれしかったです!
ありがとう☆


すてきなお知らせをしてくださったhughugさんは、ベビマのセラピスト。
すてきなブログは、こちらです。http://ameblo.jp/hughug-bebe/