先日、ママcafe(子育てコーチング講座)を有料化することを
スタッフに話したところ 実は 大きな反対を受けました。
(現在も 会費は取っていますが、会場代などに当てており
運営は ボランティアで行っています。)
理由は、
・ 気軽に 申し込めなくなるから
・ 形の残らない「知識」にお金を払う人は少ない
・ 行ってみたからこそ 現在 よかったと思えるけれど、
もし 有料だったら 行かなかったかもしれない。
・ お金を出したら、友達作りを目的にせず、学びの方に重点を置きたい
・ 子どもの都合などで 休まなくてはいけないとき困る
などというものでした。
そのあと、いろいろ考え、
私のコーチとのパーソナルコーチングでも 話をしました。
それで、見えたきたことがあります。
それは、コーチのこんな言葉からです。
「私のコーチング講座は、私も 受講生も 自立しています。
事務処理は、自分ひとりでします。
来たい人は 自分で 子どもを託児に預けて 講座に参加します。」
とても 考え方がシンプルなんですね。
コーチングの講座をする → 来たい人が来る
これだけ。
それに引き換え、私は、思い込みだらけです。
・ 小さい子を持つママは 外に出られないから、私が 託児を手配しなくちゃ。
・ ママは お金がないから、自腹切って 無料でやらなくちゃ。
・ 子育て講座は、たくさんの人に聞いてほしい。
だから、敷居を下げなくっちゃ。
・ きっと、子どもなしで お茶を飲む時間もないだろうから、
私が 飲み物を手配しなくちゃ。(昨年度)
・ 娘の保育参加に 行けないときもあるけど、しょうがない。
茨城で 子育てコーチングをやっているのは 私だけ!
みんなのために、ボランティアで がんばろう。
まったく 自分軸で 考えていません。
「ママは きっとこう!」と 決め付けています。
まるで ひとり相撲みたいです。
がんばっている自分は えらい!と思うけど、ひとりよがりです。
私が補ってあげなくちゃ、なんて 自己満です。
ママたちは、みんな自分で 物事を解決できる力を持っています。
来たいけど お金を 払えない人もいるだろう、
だから 無料で 提供しなくちゃ…、なんて
どんだけ 自分を お金持ちだと思っていたんでしょう。
つくづく、私ったら 何様のつもりだったんだろう…と 感じました。
実際、講座を開くのは 大変な作業です。
知的財産って 見えないけれど、とても 高いものです。
私は それを得るために、惜しみなく お金を使っています。
講座では、それらを 自分の中に落とし込み、いらないものを 省いて、
わかりやすく まとめ、時間に合わせて 構成します。
それを 無料で 提供することが
今まで 私の使命だと勘違いしていました。
さて、ママcafeは、今年で リセットします。
来年は 違った形で スタートします。
私も 受講生のママも 自立できる形を目指して 考えていこうと思います。
(でも、託児は つけるかもしれません。
意外と、一時保育の場所って ないですから…。)
誤解を受けることも承知で 書いてみました。
ママcafeを受講されている方、された方、どう思われましたか?