私、一時期 対人恐怖症でした。
当時、同い年くらいの女性とお話しするのが すごく苦痛でした。
体が硬直してしまい、声は上ずり、場合によっては 震えが出ます。
退職してすぐに 引っ越してきたので、慣れていないからかなあ、とか
育児ストレス?とか 思っていたのですが、
対象が「同い年ぐらいの女性」に限定されているのが 妙でした。
幸い、徐々に良くなり、コーチングを学びだしてからは
いつの間にか 元の自分に 戻っていました。
(いや、元の自分より 一皮むけました!)
で、最近気づいたんです、あれは 対人恐怖症だったんだって。
同い年ぐらいの女性に 反応していたのは、
おそらく 保護者とのトラブルが 要因です。
私が最後に受け持ったクラスは、同い年ぐらいのママが 多くいました。
その中のお一人に、毎日 苦情を言ってくる方がいて
職を離れてからも どう対応したらよかったのだろうと 悩み続ける原因になっていました。
悩み続けた結果、私の「話を聞く力」が 足りなかったことに思い当たり、
答えを求めて 学び始めたのがコーチングです。
人生、何が 幸運になるかわからないですね。
その選択が 専業主婦という立場に悶々としていた私を救い、
心の持ち方がまで 変えてくれました。
今では、トラブルのあった保護者の方に とても感謝しています。
起きていることは、すべて必然。
何かしら意味があります。
そのときは苦しかったとしても、
あとで 意味がわかることが 多々あります。
でも、苦しみだけが残っていることも ありますよね。
私も 少しだけあります。
それは、他人の苦しみを 他人事でなく わかってあげられる強み と考えています。
パーソナルコーチングでは、たくさんの悩み、過去の体験をお話いただきます。
不思議なのですが、私が体験したことと 重なる出来事を
心の傷としてお持ちの方が いらっしゃることが 多いのです。
場合にもよりますが、自分も同じような体験をしています、ということをお話しすると
クライアントの方の緊張が 一気に解けることがあります。
(ただし、パーソナルコーチングでは、自分の体験がフィルターにならないよう
心を ニュートラルにして 話を聞くよう 気をつけています。
「わかるわ~!」って 共感したつもりで 同情しちゃうのが、
一番 相手を傷つけてしまうことに なりかねません。)
以前、セラピストの方に
「セラピストやコーチになる方は、たくさん 苦しんできた人が多い。
苦しんできた経験が 糧になる。」
そんなことを 言われたことがあります。
そうかもしれません。
そういえば、私がボランティアでママcafe@子育てコーチング講座を
立ち上げたのも、自分が 密室育児で 苦しんでいた体験からでした。
さて、あなたの「必然」は、なんですか?
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