シャワーで濡れた髪を
タオルで無造作にふきながら、
スマホで流れてきた言葉に
少しだけほっとした。
「大丈夫、前向きにいこう」
そう思って、画面を閉じる。
明日は、ちゃんとやれる、変われる。
そのはずなのに…。
次の日も、また同じことをしている。
なんでだよ。
昨日はやるって思ったのに。
頭では納得していても、
体がついてこない。
また、いつもと同じことを
繰り返している。
気づくと、
「また同じことやってるじゃん、俺」
そんな言葉が、浮かんでは消える。
なんで、いつもこうなんだ。
前向きな言葉は、間違っていない。
むしろ、正しい。
でも、それを受け取る側が、
まだそこに追いついていないとしたら。
言葉だけが一人歩きして、
体はその場に残っている。
この、ズレがあるから動けない。
意志が弱いわけでもなく、
やる気がないわけでもない。
ただ、
まだ追いついていないだけ。
無理やり引っ張ると
かえって身動きが
取れなくなることもある。
そんな時は、
一度、立ち止まる。
今、何を感じているのか。
本当は、どうしたいのか。
そこを無視したまま、
先に進もうとしていないか。
ほんの少しだけでいい。
そのまま、息を吸って吐いく。
心が、今、ここに戻ってくる。
それだけで、
さっきより少しだけ体が軽くなり
楽に息ができる。
いきなり変わらなくてもいい。
まずは、止まっている自分を、
そのまま見てみる。
それが、変わり始める合図。
やるって思ったのに、
どうしてまた動けなかったんだろう。
それは、意志の問題じゃない。
見えにくいズレが起きているからです。
その正体をメルマガで書いています。