カウンセリングって言ってみれば心の棚卸しでもあるんです。
毎日暮らしていると、その時その時に必要なもの、欲しいものを買って、気づいたら荷物がいっぱい!
こういうこと、よくありますよね。
引越しを期に整理したり、大掃除の時に処分したり。
私は洋服を捨てられなかったんです。
もう何年も手を通していない事はわかっていても「まだ着られる」から。
いつのまにか洋服ダンスに入りきらないくらいになってました。
「もったいない」からなんですけど、タンスの肥やしではもっと「もったいない」かも!
ある時、気づいたんですね。
調べたら、古着を活用できる場所はいろいろあるの。
今の私には必要のない洋服を、思い切って処分しました。
すごい量で大汗かきました。
心も同じなんです。
小さな頃から、その時その時に必要な荷物を持って生きてきます。
いつのまにか、荷物が重たくなっていても、なんだかわからないけど一生懸命持っていることが多いのです。
その時は必要だったけど、今は必要がないものもずいぶんあります。
毎日生きていると
重い荷物を持ち歩いている事にも気づかなかったり
どれが必要な荷物で、どれが必要のない荷物か、ぱっと見ただけではわからなかったり。
カウンセリングって、自分がどんな荷物を持っていて、それが必要なものかどうかを見直すことができるのです。
荷物の種類に気づいて、いつその荷物を持ったのかに気づくことで
今はもう必要がなくなった荷物を手放すことができるようになります。