生きているうちに氣が付いておいたほうがいいこと | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

彩で心と体の衣替えをする彩どり師、

自分をこよなく愛する日本ナルシス党の関みゆ紀です。



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前回のブログから続いております。

「関さん」と結婚して間もなく、

スピリチュアルカウンセラーF先生こと普天間直弘さんに出逢ってから間もなく、

夫にまつわる黒い人と白い人と同時に、

色んな不思議なものを見せられる出来事が起こるようになりました。



首のないチュニックワンピースを着た女の子

頭上に浮かぶキラキラした穴

夫が転ばないように腕をガッチリ支える黒い人



何の為に見せているのか理解すると、

その現象は起こらなくなりました。



私には一つ氣掛かりなことがありました。

私が28歳の時に、膵臓癌で父が亡くなったのですが、

それ以来、私の夢の中に現れる父は、青白い顔でいつも何も言いません。




ふと、ひょっとして未だ痛みから解放されていなくて、

死んだ後も尚、苦しんでいるのでは?

という思いがよぎっておりました。



父は生前よくこう言っていたのです。



「人は死んだら終わりだ。

死後の世界なんかない。

だから幽霊なんていない。

何も残らない。

人は死んだらゼロになるのだ。」



13回忌を迎える頃、73歳になったばかりの母が

「もっと綺麗で大きな家に住みたい!」

と突然言い出しました。

父が残してくれた小さな建売住宅を売り、

あっという間に土地を探してきて新しい家を建て、

あっという間に引っ越してしまったのでした。



それからしばらくすると、青白い顔の父が、また私の夢の中に現れました。



新しい実家の忍者屋敷のようになっている無茶苦茶な作りの家を、

黙って私に案内するのです。




また、青白い具合が悪そうな顔をして。




私は、普天間さんに相談することにしました。




普天間さんは、2007年くらいから、

年に数回恵比寿のエステサロンに呼ばれ、カウンセリングをされていました。

美人サロンオーナーMさんは、元JAL のCAだった方でした。

CAさんという職業は、情報網が物凄く、

優れたヒーラー、占い師、霊能力者がどこにいるという情報をよく知っております。

その関係で沖縄にいる普天間さんを知り、元々持っていた能力が開花され、

自分の後ろの守護霊様が誰なのかわかるようになってしまった人でした。




私の目の前には普天間さん、その左隣にはMさんが座っておりました。





「あの、変な事聞いていいですか?

私の父、いつも青白い顔して夢に出てくるんです。

継接ぎだらけの、忍者屋敷のような新しい家を、

私に無言で案内してくれるんですよ。

夢に出てくる時はいつも苦しそうな青白い顔なんです。

私の父って、新しい家に引っ越したこと、喜んでます?

それと・・・、常々、人間は死んだら終わり、ゼロになる。

死後の世界なんてないって言い切ってた人なのですが、

ひょっとして死んだこと氣付いてないんじゃないかと思って・・・。」



あっっっ!!! そこっ!! 来たっ!!


突然、普天間さんとMさんが同時に声を上げました。



ペンギンの集団が、壁に映った鏡やペンライトの反射を、

顔を左右に振って、一斉に追っかける図を思い浮かべていただきたい。

あれと同じ仕草を、普天間さんとМさんはシンクロナイズドスイミングよろしく、

私の左肩頭上の方に視線を移しました。



Mさん
「わぁ、今、お父さん、みゆ紀さんのそこに来てるわ~!」


普天間さん
「うん。そこに来てる来てる。」


お二人は、変わらず、私の左肩頭上をずっと見ております。



普天間さん
「あなたのお父さん、喜んでない。

あんまりにも皆、

あっさり前の家を捨てて引っ越して行っちゃったんで、

お父さん寂しがってる。

それと、お父さんまだ向こうの世界行ってないよ。

だけど、大丈夫。苦しいとか痛いとかそういうのはない。

薄々死んだんじゃないか?って勘付いてるんだけど、

頑固だったから信じたくない。

あなたのお母さんが、

もう死んでるから向こうの世界へ安心して行ってくださいって

言い聞かせるしかないよ。

頑固な人だったから、子供である、あなたやお兄さんの言うことは聞かないよ。

連れ合いであるお母さんの言うことしか聞かない。」



「やっぱり、向こうに行ってなかったんですね・・・。」


普天間さん
「それと、お母さんが暴走してるって、あなたのお父さん言ってるよ。」


「ぼ・・・、暴走してる???」



私の母は、とても素直で無邪氣な人ですが、

それ故に暴走して回りが観えなくなっていることがありました。




指摘された時、何のことを言われていたのか薄々氣が付いていたのですが、

嫁に行って籍が「関」になっていたのを幸いに、

面倒くさいのでできれば放っておきたかったのです。




「それ、どうしたらいいんですか?誰が止めればいいんですか?」



すると、普天間さんは黙って私を指さし、

「あなたに決まってるでしょ。」



あっ!!!

また、普天間さんとMさんが同時に声を上げました。



普天間さん
「いなくなっちゃったよ。

あなたのお父さんって、無口であっさりした人だよね~。

言いたいことだけ言って、わかってもらったら、

もう、すぐいなくなっちゃったよ。」


昭和一桁生まれ、頑固で短氣で寡黙な父でありました。




「あの、父、私のこととか兄のことか、心配してませんでした?」

普天間さん
「全く心配してない。あなたのお母さんのことしか心配してない。」







「前の病院で氣がついてくれなかったんですよ!

こんなに痩せちゃったのに糖尿病だって言われて。

まさか膵臓癌だったなんて。

お父さん真面目だからきちんと薬飲んで、病院通ってたのに!

早く氣がついてくれれば、こんなことにならなかったのに!!」




私は、父が亡くなったその日を思い出していました。




息を引き取るまでの数時間、母は担当の医師にすがりつきながら、必死に訴えました。




兄と私は、取り乱す母を目の前にして、なす術はありませんでした。

人は最期まで、聴覚の機能は残っています。

動ける私たちですらどうにもならなかったのに、

身動きの取れない父の、心残りにならないわけはなかったのです。





さて、私には厄介な問題が残されておりました。

暴走列車と化している母を止める役割です。



翌日、ファミリーレストランに、覚悟を持って兄と母を呼び出しました。




「驚くと思うけど、聞いてほしい。

沖縄の不思議な能力持った人に、お父さん成仏してないって言われた。

お父さん、死ぬ前から死んだらゼロだって言ってた人だから、

死んだこと氣付いてないし、

頑固だからあの世の世界があるって思いたくないんだと思う。

連れ合いだったお母さんから言い聞かせるしかないらしい。

だから、これからお母さん、毎日仏壇で拝む時、

お父さんに安心して向こうに逝っていいよって言い聞かせてもらいたい。

それと、前の家のこと、皆あっさり忘れちゃって寂しいってさ。」



「ハァ~~~???(笑いながら)お前何言ってんだ、頭おかしくなったのか?」



「寂しいって、お母さん、毎日お父さんにありがとうって仏壇で拝んでるよ~。

お父さんのお蔭で、新しい家に住むことできたし。

やっぱり、お父さん氣が付いてなかったんだ。」




兄はもう、私が氣が触れたか、

新興宗教に騙されてるかの勢いで、

半笑いで取り合ってくれませんでしたが、

次の一言で態度が豹変しました。




「後もう一つ、お父さんが伝えたいことがあるって。

お母さんが暴走してるって。

だからそれを止めろって。」



急に兄は、我が意を得たりの顔色に変わりました。



「だろぉ~~~!!!!! 

そうなんだよ。お母さん暴走してて止められないんだよ。

もう半狂乱になってるし、だから言ってるだろ、

ほら、お母さん、今の言葉聞いたか!!

暴走してるんだってよ!!

お前からも言って止めてやってくれ。

聞いてくれ!!!

この間も~~~だったんだよ。

それから、この間も~~~で-----------」




「お母さん、暴走なんてしてない!!!

それに、毎日お父さんに感謝して安心してって拝んでるもん。

私、暴走なんてしてないよ!!!

なんでミユキそんなこと言うのぉ~~~!!」



日曜の昼下がり、ハッピーな一時を過ごすファミリーレストランで、

とんでもない内容の話を展開し、

あろうことかデカい声を張り上げ、

親子三人での大喧嘩が繰り広げられておりましたが、

周りの白い目はもはや3人には関係ございませんでした。



その後、母の暴走は止まりました。




人間は死んでからも氣が付かなくちゃならないことがあります。

だったら、生きている間にできるだけ氣が付いておいた方がいい。

だったら、生きている間にできるだけわかった方がいい。



氣が付かなくちゃいけないことに、わからなくちゃいけないことに、


見ざる、

聞かざる、

言わざる、


していないでしょうか。


氣が付くことへの恐怖を、氣が付くことへの喜びにスライドさせた方が、

生きている間も、死んだ後も、人は楽になります。


0から先もあるのだということです。

そして、これは、私にとっての0=「はじまり」だったのでした。



メッセージというクラウドサービスの遣い方へ続く



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