素直に生きると憎まれない | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みくださりありがとうございます。

彩で心と体の衣替えをする彩どり師、自分をこよなく愛する日本ナルシス党の関みゆ紀です。








素直に生きるとは、どういうことでしょうか。

私は、自分が悪いと思ったら、すぐに謝罪の出来る人、

それも一条件であるなぁと思っています。






品格ボディのYUKARI先生は、神戸在住でございます。

関東に滞在していることも多いので、

関東在住だと思われている方も多いでしょう。

YUKARI先生は、お料理上手、舌も肥えていらっしゃるので、

美味しいものをよくご存じです。



仕事で神戸へ伺うと、美味しい神戸牛のお店へ連れて行っていただきます。

神戸牛に舌鼓を打つたびに、私の脳裏には、ある伝説が蘇るのでございます。



その神戸牛の話の前に、お話ししておかなければならないことがあります。




ひょっとして、自分は、日本一、蟹を食べたOLなのではないか?

ふと、そんな風に思うことがあります。




私の上司だったHさんは、

遣い方が合っているかどうかわかりませんが、

「三度の飯より蟹が好き」な、無類の蟹好きな方でございました。



蟹を割り、食べる速度と技術は、疾風のようで、

蟹のウマイ店を渡り歩き、良店を見つけると、

部下に振舞うという優しい上司でございました。




「いやぁ、皆に御馳走するために、昨日、味を確認してきた。」


「うわぁ、ホントですか?嬉しいです~。」と言いつつ、

心の中で、ハァ?マジ、マジ、二日連続で、蟹、蟹?!ね、そんなに蟹好き?



という言葉が、いつも私の中でリフレインしているほど、

お目当ての蟹の店を見つけると、部下に奢る前日にその店に行き、

味が確かかどうか、己で確かめるほどの用意周到振りでございました。




その日も、意氣揚々と部下を引き連れ、

お氣に入りの蟹の店へ訪れたHさん。

まず、瞬息で蟹を捌き、味見されました。

すると、お顔に一瞬「険」が表れました。



???


続いて、蟹に手を伸ばす私。


「美味し~~~い💗」


「ちょっと待ってくれ!

食べないでくれ!!

本当か〇〇さん(私の旧姓)

正直に言ってくれ。

この蟹、本当にウマイと思うか!!!」




「え?美味しいですよ。(正直、そんな利き蟹できるほど、26歳のOLの舌は出来上がっていない)」



「いや、〇〇さん、遠慮しないで言ってくれ!

昨日はこんな味じゃなかった。

店長、店長を呼んでくれ!!!」




四畳半ほどの中にカウンターと二つのテーブルがあるくらいの小さなお店。

安くてウマイが評判のその店は、いつもてんてこまい。

厨房にいる店長は、表に出てくる余裕などあるはずもなく、

ごねていたHさんは、部下を引き連れ泣く泣く店を後にいたしました。




さて、後日。

あんなに怒っていたHさんが、

私のところへやってきました。



開口一番。


「いやぁ、よくよく考えたらさ、あの値段で、

蟹の味に文句言っちゃいけないよね!

ワハハハハハ!!!




と、昨日の険しさとは打って変わって、

屈託のない豪快な笑いで昨日の顛末を詫びにいらしたのでした。




猪突猛進、蟹LOVEなHさんは、本当に憎めない海の男でございました。



というわけで、この上司Hさんに非常にかわいがっていただき、

「ひょっとして、私、日本一、蟹を食べたOLなんじゃ・・・?」

という幻惑を起こさせるほど、

激安食べ放題の蟹の店へ

事あるごとに連れて行っていただく

「蟹三昧な20代」を送っておりました。




他にもHさんには、蟹伝説があるのですが、

蟹以外にも、伝説をお持ちの方でございます。




そうです。

神戸牛です。

話は戻ります。





そのHさん、神戸出張と相成りました。

私のいた会社は、船の会社でしたので、

港々に出張先がございます。



神戸と言えば、神戸牛。

上等な神戸牛を出す高級ステーキレストランで、

取引先の方とお食事となりました。

接待の定番でございます。




ウェイターから、サッとメニューを受け取り、

何にするか思案していたHさんが、

急に怒り始めました。



「ちょっと、君!!」

ウェイターを呼び止めるHさん。



「ここは、神戸牛の店ではないのかね!!!

なぜ!牛のステーキなのに、なぜ、但し、馬肉とかいてあるのだ!!!」




すかさず、ウェイターの方はこう答えられたそうです。



「お客様、但馬肉(たじまぎゅう=但馬牛)でございます。」


「あ・・・。

そうか、但馬牛か、

あ、そうか、こりゃ、すまん、すまん。

ワハハハハハ!!」






海の男は、声がデカい。(船のエンジンの音でやられてしまうのです)

よって、店中に響き渡っているその会話。

周囲の客の戸惑いと、笑いを堪えた緊張感の中で、

Hさんは、また、あの屈託のない笑顔を見せたそうでございます。




蟹と神戸牛を見るたびに、

憎めない人とは、素直に謝る人だなぁと、

あの愛すべきHさんを思い出さずにはいられないのです。



悪いと思ったら、すぐに謝りましょう。

そして、笑って、誤魔化しましょう。

それで、大概のことは、何とかなります。



と、思うよ。







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