お読みくださりありがとうございます。
彩で心と体の衣替えをする彩どり師、自分をこよなく愛する日本ナルシス党の関みゆ紀です。
からの続きでございます。
この世の中は、陰と陽のバランスで成り立っています。
一方だけでは成り立たないのです。
ですから、男の神を祀れば、必ず、女の神が祀られています。
どこの地域でもそうだと思います。
片方が、男だったら、必ず、そばに、女を意味するものが位置しています。
だから、私の地域の場合も、女躰 という名前と、
魔羅（男性器）を対にしているのです。
例えば、六芒星は、男性性原理の火と、女性性原理の水が、組み合わさった形になっています。
火と水は全く質が違うものですが、合わせると神が生まれます。
金山神社は、金の山と書くくらいですから、
その名の通り、鉄に関係しています。
鉄を打つ、鍛冶の神を祀っています。
鉄を溶かす、火が当然必要となってくるので、
男性原理の火ですね。
一方、女躰神社は、霊獣の写真を見てもお分かりのように、正面には、水の神、龍が表されていました。
自らが人身御供となった女性が、多摩川（水）に飛び込んで氾濫を沈めた御由緒となっています。
女性原理の水ですね。
鹿島神宮の要石は、凹んでいますし、
香取神宮の要石は、凸になっています。
対であり、陰と陽ですね。
違うものを認め合い、違うものと合わさって、調和してこの世は成り立っているのです。
どちらか片方だけでは、その存在そのものの意味や価値がわかりません。
ですが、比べるものがあると、その存在意義や役割がわかってきます。
陰と陽の双方を意識することは、物事の本質を掴むことに繋がっていきます。
お連れした場所が、少しばかり、奇妙な場所ではありましたが、
振れ幅が大きいほど、違いもわかりやすいものです。
弥次喜多珍道中御一行様、次のパワースポットでお神籤を引くために移動しております。
本当に有り難いなァと思うのは、初めて逢って、自己紹介も何にもなしなのに、
特に違和感もなく、調和して皆で過ごしていることでした。
写真を見返してたんですけどね、金山神社で撮った写真、
皆さんの表情が、不安げなんですよ(笑)
顔が少し、こわばってるの。
なんかもう、皆さん、恐る恐る近づいていってて。
やっぱり、違和感ありありの場所って、緊張しちゃうんでしょうね～。
それで、その後に楽しく歩いている写真だったので、ちょっと編集しながら、
ワタクシ、苦笑いしてしまいました。
清らかなる精神を持つ乙女たちを緊張に陥れて、大変申し訳ございませんでした。
最終目的地は、川崎大師でございます。
陰陽五行の五色幕が、ひらひらと風にはためいております。
おまちかねの、御御籤タイムですよ～。
さて、どんな展開に？！
そして、弥次喜多珍道中御一行様だったのが、
ここから天竺を旅する西遊記、三蔵法師御一行に変わっていってしまうのです。
to be continued ・・・
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