めっきり寒くなってきたと思ったら、巷でも風邪が大流行のようですねえ。。
インフルエンザの季節ですうーー!!とテレビでも特集したりして、十分気をつけましょう!と口々に叫んでますが、なにか、現実と情報が違ってる、、と感じたことはありませんか?
よく聞くのが、風邪を引いたんだけど、、薬飲んでいるのに、なかなか治らなくて~
これは、ある意味、正解です。
風邪に効く薬は、この世にありません。
患者さんが、喉が痛い、頭痛がする、関節が痛い、熱がある、鼻水が出る、、、と
お医者さんの前であれこれ症状を訴えるから、なんだかんだ、その対症療法として、薬が出されているだけ。
言えば言うほど、薬の数も増えていきます。
でも、症状が良くなれば、それでいいんじゃない!?
と思いますよね。
でも、あくまでも、対症療法なんです。原因を取り去るものではないんです、薬はすべて。。。
必ず、何かを妨げていたり、長く服用していると副作用(低体温や肝臓が弱ってくる)が出てきます。
風邪くらいだったら、と思うかもしれませんが、
風邪を引いているのは、免疫が落ちているときです。
生活の中でなにか無理が過ぎたのかも知れません。
寝不足続き、食べ過ぎ、働きすぎ、イライラしすぎ、緊張が続いたり、身体を冷やしていたり、、、
何か心身にバランスの悪いことをして、自律神経は乱れ、免疫力は弱くなっています。
そこで、熱や痛みや咳、いろんな症状を身体に起し、ご主人さま、気をつけてくださいよとサインを出します。
今、頑張って元に戻す途中だからね!と
身体は言っています。
なにが身体の中で起こっているか。
弱っているご主人さまを助けるべく、すぐに行動に移ります。
症状が出ている、すなわち、もう治り始めているんです。
副交感神経が働いて、酵素※の働く「37℃」を超えるよう、全身の酵素と白血球の活動を支援し始めます。
酵素がきちんと働くと身体は健康へ向かいます。
体温が上がり白血球が活動すると、菌やウイルスを食べてくれます。
それが発熱です。
なのに、熱が出たあ、と言って、解熱剤を飲むと、その自然の働きを妨げることになります。
そして強引な技で熱が下がったとします。よかった、よかった、ホッとします。
そこでなにが起こっているか。。
解熱剤、痛み止めは、全身の血管を縮みませます。当然、血のめぐりが悪くなります。
そして、栄養を止め、白血球も止めてしまいます。
東洋医学では、病気の原因は「汚血」といって、血流の滞りを指摘します。
全身に、くまなく血が循環しているから、健康でいられるのです。
そうならば、現代医学は、まるで、逆のことをやっているようです。
熱を恐がるあまり、免疫を弱らせ、自律神経は乱れ、肝臓を痛め、さらに風邪を引きやすい身体に仕上げます。
自然治癒力から、遠ざけていくのが、薬です。
さらに誤解は続きます。
お医者さんや情報番組は、必ず、栄養取ってください!とハンで押したように言います。
待ってください。
栄養は取ってはいけません。
身体は欲しがっていないのです。
こんなとこにも間違った常識が顔を利かせています。
身体が衰弱しているときは、食べてはいけません。
すごく食欲があれば、軽い症状でしょうから、いいですけど。。自分でわかりますね。
それでも、消化のよいものを少量に。肉類、油モノはやめといたほうがいいと思います(^^)
身体の中では、症状の修復のために全身に血をめぐらせているのに、食べると、せっかくの血が消化活動に入らなければならなくなり、いっせいに胃を始めとした消化器官に集まってきます。
これでは、いつまでたっても、消化に血液を使うばかり、ほんとに行きたいところに到達しません。
ただでさえ、体力はなくなり、消化力も悪くなっているところに、、、
それでは、事を良くしようとして、またまた逆のことをやっています。
これでは、いつまでたっても堂々巡りです。
風邪が治るのは、外からの支援ではなく、自分の内部、自己治癒力のおかげです。
自律神経が正常に戻ろうとサインを出していることを解ってあげてください。
風邪を早く治す方法は、
よく寝る
食べない
薬は飲まない
身体を温める
熱が気になるときは、頭だけ冷やす、全身はダメ
水分は過剰に取らず、喉が渇いたらとる(白湯がいい)
社会生活をしていると、難しいところもありますが、出来る範囲で行なえば、いつもより早い回復になると思います。段々、風邪も引かなくなるでしょうね!
それから、風邪のときにいいハーブもありますので、グレープフルーツ、レモン、ラベンダー、ペパーミント、ティトゥリー等でハーブティーにしたり、匂いをやさしく嗅いだりして症状を緩和されるのもいいかと思います。
身体の声を聞くこと、忘れてますよねえ。
私も、ついこのくらい無理しちゃえ!と思います。そして、身体にしっぺ返し、もらいます。
軽い風邪くらいなら、人間ですから、、それもありです、でも、坂道を転びそうになったとき、、
真実を知っているか、いないかで、対処法が変わります。
人間は完全なひとつの宇宙です。
自分のこと、知ってるようで、身体のことさえ知りません。
情報や常識には、理由があります。
外に頼らず、自分の力を信じましょう!!
※
酵素は、触媒のようなものです。
肝臓や、すい臓で主に製造されます、
自分の中でつくるものなので、外から酵素を取り入れても、うまく働きません。
消化を助ける消化酵素、代謝のための維持酵素があります。
続いて、インフルエンザのことにも触れておきますね。