不倫問題カウンセラーの花田好久です。
不倫を止めるよう何度言っても、ごまかしたり、ウソをついたり、逆ギレして、ズルズルと不倫を続ける夫。
こういう夫には、同じパターンの説得を繰り返しても仕方ありません。
次なる対処として、「不倫を止めないのなら××する」と警告を発する必要があります。
※ ××には、「離婚する」「家から出て行ってもらう」「不倫相手に慰謝料を請求する」「親や上司に相談する」など、夫に圧力をかけられる内容が入ります。
警告は、ただの脅しや駆け引きで口にしても効果はあがりません。
警告は、本気で実行する覚悟をもって、毅然とした態度で行わないといけません。
夫もバカではないので、妻が本気で言っているかどうかは見抜くことが出来るからです。
表面的な軽い言葉をいくら発しても、夫の心を動かすことはできないのです。
例えば、「夫に不倫を止めないなら出て行って！」と警告するとします。
その場合は、「夫が出て行ったら行ったで仕方ない」と、「良い意味での開き直り」が必要です。
良い意味で開き直ることができれば、夫に対して毅然とした姿勢で向き合えるようになります。
そうなれば、夫は妻の姿勢の変化を感じ取り、いつものようなごまかしや逆ギレは通用しないと悟ります。
そして、「妻は本気だ。不倫を止めないと本当に家を追い出されてしまう・・」と妻の言葉を真剣に受け止め、不倫を止める決意をするのです。
今の私はとてもそのような開き直りはできない・・と思った方もいるでしょう。
「夫が本当に出て行ったらどうしよう・・」という怖れが強いうちは、ムリをする必要はありません。
私のカウンセリングのご相談者様の中でも、最初から開き直れる方は少ないものです。
「夫が不倫を続けている状態はガマンできない」
「けれど、夫に本当に出て行かれるのは怖い・・」
こうした葛藤を何度も繰り返しながら、良い意味で開き直れるようになるのです。
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