不倫問題カウンセラーの花田好久です。
夫婦の中には、「どちらかと言えば妻の方が立場が強い」という夫婦もいると思います。
・夫の意見より妻の意見が通ることが圧倒的に多い
・大事なことは妻が方向性を決めて、夫がそれを追認することが多い
・家計のやりくりは妻が一手に担っている(夫の自由になるお金はお小遣いのみ)
・夫婦ゲンカは夫が謝って終わるケースがほとんど
夫婦の関係性は人それぞれです。
妻の方が強くても、夫婦がそれで幸せなら何も問題はありません。
問題は、夫がそうした関係性について、内心不満を抱きながらも我慢しているケースです。
「もう少し自分の意見や要望を尊重して欲しい」などと思っていても、それを伝えると妻が怒ったり、ケンカになるのが嫌で、不満を口に出さずに我慢してしまうのです。
しかし、「自分さえ我慢していれば夫婦は上手くいく」と自分に言い聞かせていても、ムリな我慢はいつまでも続くものではありません。
我慢を重ねていくうち、何かのきっかけで我慢が限界を超えてしまうことがあります。
そうなると、ムリな我慢を重ねてきた反動が出てきます。
「オレはこんなに我慢してきたのに!」という怒りが強くなり、その怒りが妻に向けられるのです。
それまで従順だった夫が、ある日突然妻への態度を一変させ、やたら攻撃的になったりします。
妻とのあらゆる関わりを拒絶するようになり、自分一人で勝手な行動を取るようになったりもします。
そういう夫は、「妻への腹いせ、逆襲」のような感覚で、そうした態度や行動を取っていたりします。
人によっては、それに留まらず、「オレも好きなようにやってやる」とばかりに不倫に走るのです。
これが、妻が強い夫婦にありがちな夫の不倫パターンです。
ただ、こうしたパターンの不倫であっても、妻は決して悪くありません。
目先の妻との対立を避けたいがゆえに、「自分さえ我慢すれば良い」とムリを重ね、挙句の果てに我慢が限界に達し、不倫までしてしまう。
これでは妻は夫の不満に気づく機会もありません。
「夫は何も言わないのだから、何も不満はないだろう」と思うのは当然のことです。
夫の中だけで全て自己完結させて、「オレばかり我慢してきた」とばかりに怒りをぶつけられ、そのうえ不倫までされてしまっては、妻はたまったものではありません。
確かに、夫婦関係を良好に保つには、お互いにある程度の我慢が必要なこともあるでしょう。
しかし、目先の対立を避けたいがために、必要以上の我慢を続けるとどうなるのかは、上記でお話したとおりです。
必要以上の我慢を続けることは、かえって夫婦関係を悪化させることにもなりかねません。
もともと夫は、妻との関係を悪化させたくなくて、我慢をするという選択をしたのかも知れません。
その選択は、「妻との夫婦関係を大切にしたいという気持ちの表れ」とも言えます。
ただ、それは同時に、「妻と本気で向き合うことから逃げた」ということでもあります。
妻と本気で向き合うことから逃げ、結果的に不倫に走ってしまった夫に同情の余地はありません。
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