脳卒中自費に興味があるセラピストへ | 起業理学療法士からのアドバイス

起業理学療法士からのアドバイス

いつの日かサラリーマン療法士を辞めて、起業したいと思っている人たちのために

脳卒中後遺症患者さんに、自費施術を提供している
「脳梗塞リハビリセンター」ご存知ですか??



関東を拠点に5店舗も展開している、全く新たしい
自費を提供する施設です。

東京 山手線 田町駅から徒歩2~3分の好立地に
あります。



僕は、今、コンサルティングの仕事をしています。
今後は、
療法士の職域拡大に繋がる仕事を、どんどんしていこうと思っています。



前々から、この
「脳梗塞リハビリセンター」はすごく気になっていたので
見学に行ってきました。



今日は、この見学で感じたことをシェアしますね。



正直な話

僕は、療法士が脳卒中自費専門で、起業するのはかなり難しいと思っています。



理由はずばり
「新規集客」



今、慢性痛専門や体質改善専門の整体院を開く療法士も多くなりましたが



新規集客に苦戦しているセラピストがかなり多いです。



僕だって、起業してから2年ぐらいは、すごく苦労しました。



たぶん、自費でやっているセラピストの8~9割ぐらいは、新規集客が大変と思っているはず。



でも、「脳卒中専門自費」だと、さらに、新規集客は難しくなる。慢性痛専門の整体院をひらくよりも、はるかに・はるかに新規集客は難しくなるに決まっている。



誤解して欲しくないので、付け加えますが
脳卒中自費が「不可能」とは言っていません。

現に「脳卒中 自費」で上手くいっているセラピストもいるのは事実です。


なので「不可能」ではなく「かなり難しい」というのが、僕の認識です。




前置きが長くなりましたが

見学当日は、
・内装を見せていただき
・実際の患者さんの治療を見せていただき
・勤務しているセラピストからも内情を教えていただき

↑ 患者さんが写ったらダメだから、上手く撮影できませんでしたが、たくさんの患者さんで一杯でした。



そして、最後に、経営者の伊藤社長から
本当にたくさん、現場の声を教えていただきました。

↑ 写真 右が経営者の伊藤社長


伊藤社長は、とても情熱的な方で
「脳卒中後遺症で苦しんでいる方を元気にしたい。」
こんな熱い気持ちで、


脳梗塞リハビリセンターを開設されています。
お話を聞いているだけで、伊藤社長のパワーに圧倒されました。



見学して感じたこと

経営者の伊藤社長は
今までに、接骨院やリラクゼーションサロン、ディなどをかなりの数、立ち上げて来られています。


また、会社には、インターネット広告の専門家もいるそうです。



広告に使える資金もある。



経験 × 専門的スキル(広告の) × 広告費

この3つがあるから、
脳卒中患者さんの新規集客ができていて、5店舗も経営できていると強く感じました。


例えばですが、Yahooの検索ボックスに
「脳梗塞 リハビリ」と打ち込んで検索すると


「脳梗塞リハビリセンター」のホームページが、1ページ目の一番上に表示されます。



こういうのって、
経験 × 専門的スキル(広告の) × 広告費
がないと、不可能なんですよ。



逆に言うと、療法士として
病院やディなどで、「脳卒中後遺症者のリハビリテーション」を専門的に勉強し、自費で通用する技術が身についても



普通のセラピストには、インターネット広告のスキルないし、そもそも潤沢な広告費用とかないですよね。



だから、セラピストがいきなり病院やディを辞めて
一人で、脳卒中自費分野で起業するのは、かなりリスクが高いとあらためて感じました。



もし、この脳卒中自費分野で、本当に起業したいなら
かなり広告に関して勉強するか。


または、広告を手伝ってくれる人を見つける必要が絶対にありますね。




伊藤社長の熱い思い

伊藤社長は、「脳梗塞リハビリセンター」を全国展開することを視野に入れております。


今は、北海度や秋田からも、患者さんが東京まで治療を受けにきているそうでして、将来的には、地方にも出店を考えているそうです。



これって、僕たちの業界にもすごく嬉しいことじゃないですか?

・脳卒中自費サービスという新しいサービスが世の中に浸透していく。


・療法士の職域拡大にも繋がる
(すでに、沢山の療法士が脳梗塞リハビリセンターで勤務されています)


冒頭で書いたように、僕も「療法士の職域拡大」をこれからのテーマにしたいので、伊藤社長のお考えを聞けてすごく嬉しかったです。




見学大歓迎

現在、脳梗塞リハビリセンターでは
腕のある療法士を大募集中みたいです。



雇用形態も、常勤・非常勤どちらでも可能。



治療手技は問わない。
自費で患者さんを満足させれる腕があれば良いそうです。



逆に言うと、各セラピストで得意な手技が違うので
ご自身と違う手技を全否定するセラピストは、不向きみたいです。



非常勤として勤務する場合は、出勤曜日・勤務日数も相談可能だそうです。



「もし、興味がある方はお気軽に見学にきて欲しい。」
と、伊藤社長はおっしゃっていました。



僕のブログ見て、一度、見学にお伺いしたいと思った方は
脳梗塞リハビリセンターのホームページから
「見学希望」のメールを送ってみてください
http://noureha.com/contact/



この「脳梗塞リハビリセンター」で
自費治療と
新規集客を勉強したら

この分野での独立もできると思いますよ。



最後に

お忙しい中、僕たちの質問にとても詳しく、そして、情熱的にお答えいただいた、伊藤社長。



本当にありがとうございました。



また、今回の見学をセッティングして頂いた
中島先生、本当にありがとうございました。



すごく、勉強になった1日でした。
感謝申し上げます。


亀田 祐旭