先日、若いセラピストと話す機会がありました。
彼は、ほぼ、毎週のように、治療手技の勉強会に参加している勉強熱心なセラピスト。
そして、いつかは、「自由診療分野で起業したい!!」という目標を持っています。
そんな、彼から、質問を受けました。
「亀田さん、起業するタイミングっていつが良いですか?」
亀田の答え
起業したいセラピストなら、このような疑問を少なからず抱いていると思います。なので、僕の見解を書いておきます。
注意)あくまでも、僕の見解です。違う意見もあると思います。
手技のレベルは高ければ高い方が絶対に良いですし、ビジネスの知識も豊富にあればあるほど良いと思います。
だけど、起業前から、「治療手技はゴットハンドでビジネスの知識もめちゃくちゃ豊富」
こんな状態って、難しいですよね。治療手技もビジネスの勉強も、終わりがないので。
なので、最低でも、この2つの条件を満たしておけば、okではないでしょうか?
(最低条件です)
① 施術前後で明確な変化が出せる
「1回の施術でどんな患者さんも、完璧に治せる」ではなく、1回の施術前後で明確な変化が出せることが大切です。
ここで言う、明確な変化は、「患者さんがわかるレベル」です。
僕たちは、専門家なので、施術前後で、微妙な姿勢の変化や筋緊張の変化を感じれます。
だけど、
僕たちがわかっても意味がありません。お金を払ってくれる患者さんがわかってくれないと。
患者さんが、自分自身の体感として、
・痛みが減った
・体が軽くなった
・冷えていた足先やお腹がポカポカ温かくなった
・姿勢がキレイになった
・まっすぐ立てるようになった
・曲がらなかった関節がスムーズに動くようになった
・などなど
こんなかんじです。
繰り返し書きますね。
僕たち治療者側ではなく、患者さんが自分自身の体感として、1回の施術前後で変化を感じて貰えるぐらいの手技レベルがあれば、まずは合格ラインだと思います。
自費診療の整体院や自費診療の訪問治療を経営していく上では、「リピート」が大切です。
1回の施術で、変化を感じてくれなかったら、2回目行こうとは、誰も思いません。
(当たり前の話ですが)
リピートしてくれる患者さんがいないor少なかったら、絶対に経営していけません。
だから、まずは、このレベルを目指しましょう★
次回のブログは、起業してもokなレベルの、もう一つの条件を書きますので、お楽しみに!!
追伸
患者さんに「施術前後の変化」を感じてもらのには、効果の高い治療手技だけでは、ちょっと厳しいんです。
それに付け加え、施術者のコミュニケーション能力が高くないと。
だって、施術前の状態を患者さんに質問したり、施術後の変化を患者さんに質問したりしないといけないので。
だから、治療手技とコミュニケーション
この両方を、勉強することをオススメします。
「コミュニケーションを学びたいッ」そんな希望がある方は、この人の話を聞くべきです!!
http://ameblo.jp/question-therapist/entry-11552094586.html