もし、自由診療分野で起業したいなら | 起業理学療法士からのアドバイス

起業理学療法士からのアドバイス

いつの日かサラリーマン療法士を辞めて、起業したいと思っている人たちのために

今日の話は、短いけれど、個人的には、もの凄く重要だと思っています。






あなたが提供しているリハビリの価値は?




普段、病院や施設で勤務していると、僕たちは、患者さんから直接お金を頂く機会はありませんよね。受付・会計の職員が貰ってくれるので。





だから、僕たちは、「リハビリ・治療」を患者さんに提供して、その対価としてお金を貰うという行為に対して、深く考える機会がないし、そもそも、慣れていません。





だけどです。





起業したら、あなたは、施術を提供した後に、患者さんに「お金」を請求しなければなりません。しかも、保険が利かない自費診療だと、数千円~1万円ぐらいの大きなお金を。





だから、もし、あなたが本気で将来、自由診療分野の起業を考えているなら、今、現在、自分が提供している「リハビリ・治療技術(コミュニケーション含めて)」の価値を考えてみて下さい。





もし、自分が提供しているものが、500円の価値だと、あなた自身が思っているとしましょう。この場合、自由診療でやっていくのはかなり厳しいですよね。





だって、自分自身が「500円の価値しかない」と思っているのに、患者さんに、500円の何倍・何10倍もの金額を請求することになるのですから。





心が痛みますよね。





僕は、あまり洋服にはこだわらないので、普通のジーパンしか持っていません。今、履いているジーパンを他人に売るなら、500円ぐらいの価値だと考えています。





それを、もし、お金に困っていたとしても、友人に5000円で売るなんて、心が痛くてできません。(500円なら売れますが…)





これと、全く一緒です。





お金を払うのは、患者さんなのですが、その前に、あなたが自分自身の施術・治療技術の価値がいくらかを、自分自身で決めるのです。





繰り返し言いますね。まず、あなた自身が自分の提供するものに価格を決める必要があるのです。





だから、起業を将来、考えている人は、今、現在、自分が提供できるリハビリ技術・治療技術の価値を考えてみましょう。





考えたら、その価格を、リハビリ後に患者さんに直接請求している姿をイメージしてみましょう。





こんなことが、きっと、将来役に立つと思います。








追伸





① もし、あなたが今、現在、「価値が低い」と思ったとしても大丈夫。時間をかけて、価値を高めていけば良いのですから。あせらずに前進しましょう。





② ちなみに、実際の自由診療の現場では「治療技術・施術技術」のみで価格を決めることは間違いです。





③ 自由診療分野での正しい「価格」の決め方が知りたい人は、大阪のセミナーに来て下さい。


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