起業するなら「今」でしょ! その③ | 起業理学療法士からのアドバイス

起業理学療法士からのアドバイス

いつの日かサラリーマン療法士を辞めて、起業したいと思っている人たちのために

前回・前々回のブログで 「極力早い起業をオススメします。」と書きました。





ただ、このような考え方を持っている人もいるかもしれません。





「自分の手技はまだ自由診療でお金を貰うレベルではないので…。」





もし、あなたが、こんな気持ちなら、ぜひ、続きを読んで下さい。








完璧な治療





冷静に自分の手技レベルを客観視することは大切です。もし、あなたが「起業したい!!」だけど、「技術が未熟だ。」と考えているならば、腕を磨く必要は絶対にあります。





ただし、どこまでいっても完璧な手技なんてものは、手に入れることはできないです。と言うか、そもそも完璧な治療手技自体、世の中には存在しないのではないでしょうか。





だって、「どんな疾患の人も絶対に治せる治療」 セラピストとしてこれに憧れる気持ちは、とてーもわかりますが、冷静に考えたら、そんなもの存在しないです。





人間の体は複雑だし、「治す」ということも、もの凄く奥が深いことだと思いますので。





僕たちセラピストは、毎年・毎年、引退するまでコツコツ勉強し、知識や手技レベルを向上させながら、患者さんを診ていく必要があるんだと思います。





「完璧」を目指すのではなく「最善」を尽くす!!





この方が、絶対に良いと思います。ちなみに、僕は、こう見えて、完璧主義者。本とか買うと、隅から隅まで読みます。最低3回は読みます。しっかり完璧に読まずに、新しい本を買うなんてありえません。(笑)





こんな性格だから、結構、苦労しました。





治らない患者さんがいて、「完璧な治療を提供できていないなぁ。」と、悩んでいました。だけど、ここに来て、少しずつ、考え方が変わってきたのです。





「完璧」を目指すのではなく「今の最善を尽くす」というようなかんじに。








欠陥商品のアイフォン・アイパッド




セラピストは真面目な人が多いので、この「完璧主義」にとらわれている人が多いと思います。「仕事を完璧にする!!」なんか聞こえはよいですが、よくよく考えてみると、この考え方は自分の足を引っ張ります。





ちょっと、世の中を見渡しましょう。実は完璧な商品・完璧なサービスなんて存在していません。





アイフォンだって、アイパッドだって、完璧な商品ではないですよね。完璧な商品ではないから、アイフォン4の次にアイフォン5が開発・発売されるのです。





アイフォンやアイパッドを開発している人は、とてーも頭脳明晰な人たちなんでしょう。そんな人たちでも完璧な商品を作れないのに、僕たち凡人が、「完璧な商品・完璧なサービス=完璧な治療」を求めても絶対に一生、手に入れれません。





「まだ完璧な治療手技ではないから…」 こんな考えのせいで、自由診療分野に飛び出すことや、病院・施設の外で働くことを、躊躇するのは、もの凄く勿体無いですよ。





「完璧を手に入れてから新しい分野に挑戦する」という考え方では、結局何も挑戦しないまま定年になってしまいますので。





今日から「完璧」ではなく「最善」を尽くしましょう!!





僕も、今日一日、目の前の患者さんが良くなるように「最善」を尽くします!!






追伸




今日の話は、精神論でしたが、実は、起業したり・病院の外で活躍するには、ノウハウと精神論の両方が大切なんです。このノウハウと精神論の両方を話すセミナーを4月に大阪で開きます。





興味のある方は、ぜひ、聞きに来て下さい。詳しくはこちら


http://ameblo.jp/heart-nagoya/theme-10052061157.html





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三重 松阪 整体
かめだ整体室


代表 亀田祐旭