4代目オレンジの上着 | Seeds&Universe 子どもの創造性を育むタネを蒔こう!!必ず育つから・・・

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子どもたちに創造性の種とその種が育つ場を創ったり、子どもたちの創造性の源泉がどこにあるのかを科学実験教室や様々なワークショップなどで子どもたちと関わりながら探究しています。

シャツだけだと寒いかなぁと思ってオレンジの上着を着て駅まで歩いたら、暑くて脱いでしまいました。

このオレンジの上着、年度途中でキッズクラブの主任になった時(今は別の法人が運営する別の小学校の副主任)に、初代を500円で買って以来、地域ではオレンジの上着=僕の様になっています。

年度の途中で主任交代という地域への印象の悪さや説明のなさ(僕も法人と当時の主任の考えが合わなかった以外分からなかった)があり、景気付けに目立つ色の上着を探しました。

その地域は習い事、特に進学塾に通う子が多く、キッズクラブの締まる時間に家路につく子もいると思って暗い夜道で目立つものにしました(よくある蛍光の緑や黄色のウィンドブレーカーは似合わなかった)。

当時、地域の教育力や安全性を高める第一歩は、子どもが道を歩いて知っている人にどれだけ会えるか、そういう人間を増やすことと思っていたし、ボランティアの方々にもその様に話していたので、実践しました。

果たして、その効果は・・・
昼間には、遠くから僕を職場、役職、フルネーム+年齢で呼ぶ(というより叫ぶ)子がいたり(個人情報だだもれ)、自転車で突撃してくる子、酒屋に入ったら追いかけてきて挨拶して帰る子などなど・・・

夜は夜で何度か子どもの家の近くまで送っていかされたことがありました(しかも反対方向)。保護者からお子さんが夜、道路の反対側を歩いている僕を見つけて、安心して帰って来られたという話ももらったので僕自身気がつかないところで効果はあったようです。

そして、当時いたキッズクラブを退職した後も保護者から『子どもがオレンジの服着ていないのはおかしいと言っている』『オレンジの服着た人に声掛けたら別人でびっくりしたらしいのでオレンジの服を着続けてください』と言われ着続けて4代目・・・

そんな、活動の原点の様なオレンジの上着ですが、出番はもう少し先になりそうです。