先日、理科支援で入っているクラスで演示実験をしました。
クラスの1人の男の子が体調不良でいなかった。その子は2年前は教室に入れず暴れることもしばしばあった子どもでした。今は、投薬と通級に通いながら少しずつクラスで過ごせるようになっていました。
もともと小学校受験をしたものの行った学校に馴染めず公立の小学校に転校してきた子どもで頭は悪くはないけど、とにかく荒れていた感じ。
一昨年は理科室に遅れてきて、僕を見て『何者だ?』と叫んでいたけど、去年から同一人物かと思うほど落ち着いていて、それでいて好奇心も旺盛で本来持っていた彼の良い部分が引き出されている様に思えた。
担任の先生の根気強い働きかけの結果なのだろう。
さて、その子が薬の影響なのか頭が痛いと言って別室で休んでいた。
実験をやる時になってクラスの子からその子にも見せてあげようよという声がいくつもあがった。
素敵なクラスだと思った。そういう子どもたちや先生と関わることができるのは、ありがたいことだと思う。