相手にも期待してしまう時 |       相手を確実に変えるコミュニケーション&マナー&英語                人材育成コンサルタント 鈴永啓子

      相手を確実に変えるコミュニケーション&マナー&英語                人材育成コンサルタント 鈴永啓子

         元国際線CAとして、世界5大陸の人々との出会い、VIP担当経験、通訳等を活かした手法を駆使し、確実に結果を出してまいります。

お早うございます。



人材育成コンサルタントの鈴永啓子でございます。






日中の暖かさを感じますと、桜の開花が近づいたようでウキウキします。



早朝ウオーキングの代謝も上がってきました。





毎年繁忙期はそうなのですが、



仕事と新しく頂いた研修や講演の企画、資料作りを平行することとなります。





パソコンの前でウトウトして、「あああああああああああ・・・・・」といった文字列を打ち(笑)、



自分でも思わず



「あああああああああああ・・・・ヒィー」とつぶやいています(笑)






さて、



”日本人の気遣い”は世界でも高い評価を得ているわけですが、



その分、



日本人は気遣いそのものに慣れ、



あって当たり前と考えてしまい、



相手にもそれを望んでしまうこともあるようです。






これが顕著に出るのが、海外へ言った時など。





その国でも、いわゆる日本的気遣いなるものを無意識に期待し、



まず実現されない現実に落胆し、時には怒り、



イコール、その国の人は親切でない、おもいやりがない!



・・・・・といった結論に達してしまうことも。





そこには2つの現実があります。



1、相手がたまたま全くおもいやりのない人だった(笑)



2,文化的背景の違いから思いやりの出し方も変わり、それに気づかなかった




まあ、[1]については論じてもしかたのないので通り過ぎることにしまして(笑)




[2]がいわゆる異文化理解です。





例えば、”時間概念”、



10時に会う約束の場合、



日本人には5分前精神というものがあり、



10時少し前に行くことが当たり前となっていますが、



同じように考える国は少ないと見たほうがよいでしょう。




(もちろん、個人の価値観による例外、又仕事における例外は当然存在しますが)






その代わり、裏を返せば、



日本人は終わりの時間をもきちんと守り、



時に寂しさも拭えませんが、



おおまかな時間概念の国の場合、



相手の、時間を意識しないが故のおおらかさで、



ゆったりとした楽しい時間を過ごすことが出来ます。






人は、自分が相手に与える物、事を、



無意識に相手にも求める傾向はありますが、



日本人はそれが少し強いのかもしれません。





香港のレストランで、



料理をこぼされ洋服が大きく汚れたにも関わらず、



さっと拭いただけで、全く気にせず笑顔で召し上がり続けたアメリカの旅行客、





飛行機内で、



床に落としたフランスパンを捨てようとしたら、



「もったいないわ」と言い、ホコリを払い食べたJALのフランス人乗務員、






日本人がこだわるものの前に、



もっと大切なものが見えた気がしました。






時に、



「何もこだわらず流れに身を任せる」ことが、



相手や環境の別の良さに気がき、



幸せに生きる秘訣かも・・・・・・と考えます。






異文化=怡怡文化(いいぶんか)、造語



怡怡よろこび楽しむさま

  (広辞苑より)




楽しい週末になりますようにsei



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