37年前に娘の婚約者と結婚! | 地域包括支援センターの在宅支援日誌♪

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地域包括支援センター主任ケアマネのいくこです。高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターの日々のあれこれやプライベートなど自由に綴っています。

詳しい事情がわからない

そのような状況では

様々な想像が飛び交うものですね。

 

 

ケアマネジャーと介護家族の癒しを提案♡

自分の人生に好きなことを♪

現役ケアマネジャー

ケアライフスタイリスト

ワークライフスタイリスト®の いくこです。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

37年前に

娘の婚約者と結婚したM様

現在、老健入所利用中のM様は

89歳 要介護3 認知症を患っておられます。

 

 

元々、前夫と離婚後

女手ひとつで、一人娘を

育て上げられたM様

 

 

約40年前に

20代後半の娘さんが

12歳年上の婚約者との結婚式を控えて

自分で自分の命を絶ってしまわれたのです。

 

 

その理由は、わかりません。

数年前に

居宅ケアマネジャーで、

担当をさせて頂いていましたが

 

 

その理由は、

尋ねることはできませんでした・・・。

 

 

ひとり娘さんを亡くし

憔悴しきっていたM様を

支えておられたのが

現在の旦那様なのです。

 

 

旦那様は、M様より

15歳年下で

現在、74歳。

 

 

M様 52歳

旦那様 37歳のとき

結婚されました。

 

 

ほぼ毎日

夕食の食事介助に

来られています。

 

 

M様は

女性職員の食事介助は

なぜなのか?

拒否されるのです。

 

 

女性職員が横に座ると

顔を見て

「なにぃ?」

「何なん?」と

怪訝そうな表情に変わります。

 

 

でも、男性職員の食事介助は

拒否されないのです。

 

 

男性職員が横に座ると

上目づかいで、男性職員の顔を確認!

ニコッ(*^^*)とされるのです。

 

 

優しい言葉遣いではなく

「ハイッ!食べて!!」などと

強い口調で言われると

ニコニコされて、食事が進むのです。

 

 

たぶん、15歳年下の旦那様と

同じような口調で対応しているので

馴染みがあるのかな?

不思議です・・・。

 

 

旦那様は

「この人の娘への

罪滅ぼしやなと思ってますねん」と

言われます。

 

 

それを聞いた職員は

勝手な想像をするわけです(-_-;)

 

 

認知症を患っておられるお母さん、

M様のご様子を

天国から見守っておられる娘さん

 

 

大好きな婚約者の方が

お母さんを大切にしてくれていることに

安心しておられるのではないかなぁと

 

 

私たち施設職員は

娘さんの気持ちにも

思いを馳せています。

 

 

様々な家族のかたち

様々な夫婦のかたち

様々な幸せのかたちが

あるのです♡

 

 

お幸せなM様です(^^)

 

 

ラッキー♪

ハッピー♪

運がいい♪

 

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明日も、きっと、運がいいキラキラ