薬を「飲んでいる」と「飲めている」の違いを見つける | 地域包括支援センターの在宅支援日誌♪

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地域包括支援センター主任ケアマネのいくこです。高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターの日々のあれこれやプライベートなど自由に綴っています。

自宅で生活されている高齢者が

薬を「飲んでいる」と言われていても

医師の指示通りに「飲めている」わけではないのです。

 

 

ケアマネジャーと介護家族の癒しを提案♡

自分の人生に好きなことを♪

現役ケアマネジャー

ワークライフスタイリストのいくこです。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

市のケアマネジャー連絡会

幹事を長年させて頂いていて、

毎年、医師会の先生方とケアマネジャーとの

交流会を開催しています。

 

 

今回のテーマは

「在宅での服薬管理

~「飲んでいる」と「飲めている」の違いを見つけるために~」

と題して開催しました。

 

 

 

高齢者が、薬を「飲んでいる」と言われていても

実際は、薬がたくさん余っていて、

先生の指示通りに飲めていないことも多く、

 

 

 

もの忘れや認知症で、薬を飲むことを忘れている方や

血圧の薬(降圧剤)など、「血圧高くないから」と

自分の判断で、

勝手に服薬をやめている人もおられます。

処方された薬(降圧剤)を飲むから、

血圧が安定しているんですけどね。

 

 

 

また、内科、循環器科、泌尿器科、整形外科など

いろいろな科を受診されていると、

同じ薬が重複していることもあります。

先生間で情報共有されていると良いのですが、

できていないことが現状のようです。

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医師会の先生は

 

 

 

かかりつけの先生やその他の科を受診されるときは、

お薬手帳や薬の説明書きを

診察券や保険証と一緒に

受付で、出してほしいと言われていました。

 

 

 

先生方も、

「診察時に、『薬は、余っていませんか?』と

高齢の患者さんやご家族には、たずねることが大切ですね。」と

仰っていました。

 

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薬を「飲んでいる」と

薬を「先生の指示通りに飲めている」

この違いに気づいて、

服薬管理、体調管理につなげましょう(^^)

 

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明日も、きっと、運がいいキラキラ