感性 + レストラン選び
今月はお祝い事続きだ。世の中には、数え切れない程の飲食店がある。
ドイツの友人とハンブルグ郊外を歩いている時に
「どこに行っても、ドイツはレストランが多いね」という私に
「日本も同じだよ」と言われてしまった。
ごもっとも。
実際どこで食事をするか、ということは
私にとって(多くの人にとっても)大切な1日のビッグイベントのひとつである。
何せ1日に3度しかチャンスがない食事の時間。(一般的には)
厳密に言えば、きちんとしたディナーとなると一度のチャンスである。
しかもそのチャンスは毎日決まって来るというわけではない。
その貴重なチャンスを生かせるかどうかは、
勿論、誰と過ごすかと言うことも大切であるが、
やはり「どんなお店で」というのは大きなポイントだ。
そんな風に真剣に(?)お店選びをし、世界のあちこちで(世界中とは言えない)
いわゆる食べ歩きをしていると、お店の前に立っただけで、
そのお店のサービスに対する教育度合い、
どのような味か、自分の好みに合っているか否か、等
ある程度わかってくる。
ところが、最近むずかしくなっているのが、インターネット検索でのお店探しだ。きっと、ネット上の写真と文面と感想、というものが真実を表すことに限界があると言うことなのかもしれない。実物(お店の外観等)の前に立てば、やはりその場がかもし出す空気なり、エネルギーなりを感じて、求めているものと一致するかという動物的な勘が働くのだが。そしてそのエネルギーとは、やはり人間が作り出す。いかにそこに働く人達のエネルギーレベルを上げるかという、人教育が大切かと、またも、「魅力的な人づくり」に気合が入る。そうは言ってもネット上でも感じるものは感じる。メールでも伝わるものは伝わるのと同じように。生の力には叶わないが・・。同じものを映し出す映像と生の舞台が、比べられない程の違いがあるのと同じだ。これからは、ネット上でさえ感じさせる「何か」と、ネット上でさえ感じ取れる鋭い感性が必要になってくると言うことだろう。自分自身のそのような能力を磨きつつ、その力を伝える方法を強化していこうと思う今日この頃である。なんて・・・、本当はそんなに必死に考えているわけではアリマセン。こうしてブログで確認させてもらうチャンスがあるのはスバラシイデス。Heapingするためには、美味しいものにたくさん出会って喜ぶのも大事なのだ!「ネット上で何かを感じ取れる鋭い感性」は、実は美味しいものにありつくためだったりする。イイカゲンナモノダ。でも、それをキッカケに、それが練習になって、好きなことで感性が磨けたら一石なん鳥にもなる。ラッキーな事だ。これぞ、Heap的ライフスタイルなのである。