親が子供に与える愛は無条件の愛。
そう長いこと思ってきた。
それならなんでこんなに苦しく難しいんだろうとも。
「子供こそが親に無条件の愛を与えてくれている」と
最近どこかで読んだ。
納得せざるを得なかった。
私は怒りっぽくて、
「こうあるべき」という理想の母親像と現実の自分との違いに
いらだち、苦しみ、怒っていた。
自分におこっていたんだけど、
それすらわからなくて、
その怒りやいら立ちの矛先は娘に向かった。
ちょっとのことで娘に怒り、
大きな声を出して、
テーブルをひっくりかえしたりして暴れていた。
娘は私の怒りは自分のせいと、自分を責めていた。
４０代でルイーズ・ヘイのメソッドと出会い、
理想とは違う自分を許し、どんな自分も受け入れ認め、愛し始めたら
娘との関係も徐々に、時に劇的に改善されていった。
「こうしたら、きっとこうなるはず」
「これをすれば、こういう言い方すればきっと大丈夫」
みたいな変な期待を手放して
自分がしてもらいたいこと、
受け取りたいことを自分からやってみた。
私が欲しかったこと。
それは
どんな自分でも受け入れてもらって、
「頑張ってるあなたを応援してる。なにかあったら相談してね！」
という手綱の緩さと自由。
忍耐強さ。
それを娘にもしてみた。
上手くいくときもあれば上手くいかないときもあって、
なんど泣いたかわからないし、
何度お風呂場で大声出したかわからない。
ただ精一杯だった。
先日
２３歳になった娘が
「お母さん大好き！」って最高の笑顔で言ってくれた。
きっと娘は
私を嫌いになったこと何度もあると思う。
疎ましいと感じたこともあると思う。
それでも、何度も何度も私にチャンスをくれた。
それが無条件の愛でなくてなんだろう？
人生はいつだってリスタートできる。
子供との関係だって修復できるし改善できる。
そのためには
自分の現状を確認して、
自分を受けいれ愛し、認める。
「ああ、こうすればいいのかな？」
「こんな感じかな？」って思ったことを自分の子供にやってみたら、
きっと応えてくれると思う。
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