書名 老けない人は何が違うのか
今日から始める! 元気に長生きするための生活習慣
著者 山岸 昌一
発行 合同フォレスト
2021年5月15日 第1刷発行
健康長寿のために何をすれば良いかを探るために、手に取りました。
やはり、食べることや運動すること休養を取ること等の生活習慣が大事なことを
再認識する本でした。
特に、食べ方、食べ物の選び方、食べる順番等の習慣で健康の状況が変わっていくことが
参考になります。食べ物では、AGE(Advanced Glycation End Products)の多い食品を
摂らないようにすることと調理方法に気をつけることです。
短時間で調理する焼く、揚げる、電子レンジ等ではなく、
蒸す、茹でる方法がAGEを増やさない方法なのです。
老けない体を作って健康長寿を望む方にお勧めの本です。
著者紹介 巻末より
昭和大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門主任教授/久留米大学医学部客員教授/医学博士。
1963年新潟県生まれ。金沢大学医学部卒業。日本内科学会、糖尿病学会、循環器学会、高血圧学会の専門医。金沢大学医学部講師、米国アルバートアインシュタイン医科大学留学を経て、久留米大学医学部教授を10年間勤め、2019年より現職。30年以上前から老化の原因物質AGEに着目。AGEに関する英文論文数は600編を超え、世界で最も精力的に生活習慣病の治療に取り組んでいる医師の一人。「ためしてガッテン」「あさイチ」「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」「主治医が見つかる診療所」など多くのテレビ番組にも出演。AGEに関する医学研究により、世界最大規模の学会である米国心臓協会最優秀賞ほか、日本糖尿病学会賞、抗加齢医学会奨励賞を受賞。『AGEsと老化』(メディカルレビュー社)、『老けたくなければファーストフードを食べるな』(PHP研究所)、『老けない人は焼き餃子より水餃子を選ぶ』(主婦の友社)など著書多数。
目次
はじめに
あなたの周囲には危険な食情報があふれている!
老化を早める物質AGEとは
その情報に科学的根拠はあるのか
「よりよく年をとる」ことを目指そう
第1章 人はなぜ老化するのかーー老化の意味とメカニズム
☆ たった一つの臓器の機能不全が寿命を決める
「全身」のメインテナンスが大切
なぜ、年をとると病気が増えるのか
☆ 老化はなぜ起こるか
「細胞分裂限界仮説」ーー生命は「回数券」制??
「生命活動速度理論、フリーラジカル仮設」
ーー代謝が高い動物は早死にする!?
「使い捨ての体理論」
ーー体は子孫を残すための使い捨て商品!?
人は子孫を残すがゆえに老化する
☆ 体に悪影響を及ぼすのは「酸化」と「糖化」の二大因子
酸化(活性酸素)のダメージ
糖化(AGE)のダメージ
老化は活性酸素とAGEの負のスパイラルで進んでいく
健康長寿の羅針盤? CRP値を知れば、
病気の進行を予知できる
☆ 百寿者(100歳以上の高齢者)の長寿の秘訣
健やかに老いるには「糖化」予防が鍵になる
あせらずゆっくりとAGEを減らしていこう
健康長寿の羅針盤? 子孫を残すための知恵
「おばあちゃん仮説」
第1章のまとめ
第2章 老化物質AGEの正体
☆ 「糖化」によって作られるAGEとは
対外から取り込むAGE・体内で作られるAGE
AGEは体の「焦げ」
☆ AGEは臓器にたまり、機能障害を引き起こす
しわやシミ、動脈硬化に白内障
・・・AGEの恐るべき影響
AGEは酵素の働きも低下させる
☆ AGEがたまっていると短命になる!?
あらゆる老年期のリスクを高めるAGE
健康長寿の羅針盤? 自分のAGE値を知るには
糖尿病患者はAGEがたまりやすい
糖尿病になると老年病のリスクが上昇
AGEの蓄積を減らせば、老化を防げる1
☆ AGE値に比例して高まる老年病のリスク
AGEが老年病を引き起こすメカニズム
AGEが関わる主な老年病
心筋梗塞・脳梗塞
糖尿病・肥満 高血圧
骨粗しょう症・圧迫骨折
アルツハイマー型認知症
うつ 不妊・男性更年期障害
脂肪肝 歯周病
がん 感染症
健康長寿の羅針盤? RAGEはなぜ存在するのか
第2章まとめ
第3章 老化の原因「AGE」を抑える食習慣のルール
☆ AGEは食事の工夫で減らせる
おいしいものにはAGEがいっぱい!?
高AGE食品を避ける食習慣を身に付ける
☆ ルール1 「正しい食べ方」でAGEを抑える
早食い、大食いをしない
GI値、GL値の高い食品を避ける
朝しっかり食べる。夜8時以降は食べない
孤食はできるだけ避ける
食べる順番は「先に野菜、最後に糖質」
お酒はほどほどに
健康寿命を伸ばすには、
カロリー制限よりAGE制限が重要か?
健康長寿の羅針盤5 食品に含まれるAGE量
☆ ルール2 「効果的な食材」でAGEを抑える
「ホールフード(丸ごと食べる)」を心掛ける
「アンチAGE食品」で、
食後の血糖スパイクと糖化を抑える
健康長寿の羅針盤6 AGEの吸収を抑える「吸着炭」
☆ ルール3 「調理方法」でAGEを抑える
「スローフード」がAGEをためないコツ
揚げるより焼く、焼くよりゆでる
調理には水を使う
酢を使うと、糖の吸収が緩やかに
電子オーブンは要注意
☆ ルール4 「三大栄養素の摂取比率と質」で
AGEを抑える
糖質・タンパク質・脂質の理想的なとり方
ベストな糖質のとり方
ベストなタンパク質のとり方
ベストな資質のとり方
その他の栄養素ーーポリフェノールをとる
栄養素は量より質を重視する
第3章まとめ
第4章 AGEを抑える生活習慣ルール
☆ ルール1 体を動かす
「ちょこまか運動」のすすめ
週1回の運動で死亡率が3割下がる
☆ ルール2 「睡眠負債」やストレスをためない
睡眠不足は糖化を進める
健康長寿の羅針盤7 睡眠時無呼吸症候群も
AGEの蓄積につながる
☆ ルール3 サーカディアンリズム
( 太陽リズム)に合わせた生活をする
体温やホルモン分泌は太陽のリズムに同期している
体内時計の狂いが病気の引き金になる
☆ ルール4 自分の体質を知る
AGEのでき方には個人差がある
いろいろな検査を受けてみよう
健康長寿の羅針盤8 現代人は、
コンビニに迷い込んだ原始人
第4章のまとめ
第5章 よりよく年をとるための秘訣
ーー健康情報に振り回せないために
☆ 身の回りのあやしい健康情報に要注意!
「ラーメンは麺を減らしてチャーシュー増し」
で血糖値は下がるのか?
糖質制限ダイエットのからくり
特定の栄養素だけを制限するのは危険!
サプリメントは体に良いのか?
健康長寿の羅針盤9 過去の病気ではない
ーー脚気とビタミンB1
ビタミン神話」の真相
フルーツジュースの甘くない現実
黒砂糖は白砂糖より体にいいのか
食事に関する指針づくりの難しさ
☆ なぜ、その健康情報を信じるのか
「認知のゆがみ」が判断を誤らせる
数字のマジックにだまされない
厚着をするとインフルエンザにかかりやすい!?
「サバイバルバイアス」のある健康情報に
気を付ける
健康長寿の羅針盤10 夢の扉へ
第5章のまとめ
おわりに
AGEは子孫に受け継がれる
「形質」は遺伝する!? ラマルク説の復権
母と子のAGE値は相関する