健康管理士(上級指導員)・認定エステティシャン・美容整体師
・ダイエットカウンセラー(認定講師)
・ハンドセラピーインストラクター
・セラピストの横山です。
脳と胃腸の関係～胃・腸の不調
【｢胃の不調｣は｢腸の不調｣】
胃は､とてもデリケートなので､ストレスや生活環境の影響を
受けると､すぐに症状が現れます｡
ときには怠けることもあり､疲れると食べ物を十分に消化
しない状態で腸に送り出してしまうことがあります｡
また､消化活動を休み､その代わりに腸に働いてもらうことも
あります｡
腸は胃ほど強い消化能力はありませんが､その長さを生かして､
繊維質などの分解しにくい物質をゆっくりと消化し､腸壁から
栄養分を吸収します｡
また､乳酸菌や大腸菌などの常在細菌も豊富で､消化や排せつ
の手助けをしています｡
この消化や排せつ機能が壊れ､消化管運動の異常､消化管知覚の
過敏､などの機能異常が起こると､脳で不快な経験として知覚
(認知)されます。
そして､その脳での不快が消化機能の異常を悪化させて
慢性化させるという
｢腸の不調が胃に影響する｣という見方や､｢胃の不調は実は
腸の不調｣という考えもあります｡
このような状態になると､さまざまな症状が現れます｡
心窩部痛(みぞおちの痛み)､食後膨満感､悪心(吐き気)､嘔吐､
食欲不振､胸やけ､季肋部痛(肋骨の下の痛み)､背部痛などの
症状もみられますが､これらは胃､十二指腸､ 食道､胆道､
膵臓に関係するような消化器症状です｡
このことからも､広い意味では､消化器の各臓器は腸に
含まれると考えられます｡
人生100年時代といわれるようになってきました｡
世界的な長寿大国である日本において､
すべての人が元気に活躍し続けられる社会､
安心して暮らすことのできる社会を
つくることが重要な課題であり､
そのために3つの柱である
「食事」「運動」「睡眠・休養」のすべてを
バランス良く取り入れていくことが求められています｡
あなたは「健康」について誰からアドバイスを受けたいですか？
健康寿命(生涯現役)を延ばす生活習慣を目指しましょう！
資料:日本成人病予防協会｢ほすぴ｣