健康管理士・認定エステティシャン・美容整体師
・ダイエットカウンセラー(認定講師)
・ハンドセラピーインストラクター
・セラピストの横山です。
トータルヘルスケア~平熱
【自分の平熱を知っていますか?】
「あなたの平熱は?」と聞かれて、即答できる人は少ないと
思います。
日頃、基礎体温を測っている人は別として、風邪を引いた時
以外は体温を測らない人がほとんどだと思います。
しかし、普段から自分の平熱を知っておくことは、健康管理の
ためにもとても大切です。
実は、平熱は決まったものではありません。
私たちの体温は脳の視床下部でコントロールされていて、
朝は低く夕方は高くなっています。
一般的に平熱を知るには、体調のよいときの朝食前で毎日
同時刻に1週間くらい体温を測り、平均体温を出すように
します。
体温には一定のリズムがあるので、時間を決めて測るのが
ポイントになります。
◉正しい体温の測り方
・水銀体温計では、10 分以上腋にはさんだまま置くのが
正しい測り方です。(10分以上置くことで、体の中心温に近い
体温が測れます。)
・腋の下の汗はきちんとふき取っておくようにします。
・飲食、飲酒や入浴、運動をした直後などは検温に適して
いないので注意しましよう。
◉人間の体温の上限と下限
人間の体温にはこれ以上またはこれ以下になると命に
関わるという
上限は、44~45℃で、これ以上になると酵素が変性し死亡して
しまいます。
また、33℃以下になるとまず意識がなくなり、30℃以下になる
と体温調節機能が失われ、さらに26~28℃で心筋の細動が
起きます。
そして不整脈などが発生 して、正常な心拍が保てなくなり
やがて死に至ってしまいます。
(注)心筋の細動心房や心室といった心臓の筋肉が、正常な収縮、
拡張を行えず、各部分がばらばらに活動する状態。これにより、
不整脈が起きます。
人生100年時代といわれるようになってきました。
世界的な長寿大国である日本において、
すべての人が元気に活躍し続けられる社会、
安心して暮らすことのできる社会を
つくることが重要な課題であり、
そのために3つの柱である
「食事」「運動」「睡眠・休養」のすべてを
バランス良く取り入れていくことが求められています。
あなたは「健康」について誰からアドバイスを受けたいですか?
健康寿命(生涯現役)を延ばす生活習慣を目指しましょう!
資料:日本成人病予防協会「ほすぴ」