学生時代、自分が料理の仕事をやり始め、こんなに長く続けるとは思っていませんでした。
甥や子供がアレルギーだったことがきっかけですので、
いまだに彼らには食に興味を持たせてもらったきっかけをくれたことに感謝しております。
以前、母に私は彼らに命救ってもらったようなものだと言われたことがありますが、
その通りだとこの年齢になるとしみじみ思います。
若い頃は人の健康や楽しみのための食を探求するのに焦点をあてて勉強していたのですが、
今現在はもうちょっとそれを取り巻くものに関しても広い視点で仕事をすることを心がけています。
私は海に近い福岡・長崎という土地に育ったので、海産物に恵まれた幼少期を送っておりました。
やはり魚や海鮮のものが大好きで、将来的には海で食用の魚がとれなくなるという研究結果には衝撃を受け、
鮮魚の企業の仕事をしていることもあり、
今現在そういう鮮魚関係の問題はとっても興味があります。
(大学1、2年生の時は国際環境のゼミに所属していたこともあり、
次世代への環境が私のテーマだったこともあるからますます。)
長々と前置きになりましたが、
面白いサイトがあるのでご紹介しようと思って❤︎
シーフードウォッチといわれるサイトです。
水族館がやっているという素晴らしいサイト。
まだ獲って食べても生態系に影響はまだ大丈夫という魚は全体の20%台だと言われている中、
この20%から選ぶのだけど、どの魚だったら食べても資源の枯渇にならないかを教えてくれるサイトです。
例えばシャケ。
ベストチョイスって書いてあるのだけど、
これは食べてオッケ。
うなぎ。これはAVOID。枯渇する資源であり守らなくてはいけない生態系であることがわかります。
このサイトとブルーシーフードガイドをみてもらって、
https://sailorsforthesea.jp/common/data/BSG_MIE.pdf
海の資源をどうやって守っていこうとしているかのシステムを夏休みの研究課題にしても楽しそうです。