おはようございます。
今週流れてきたニュースではありますが、香港の日本の水産物の輸入規制。
10都県の水産物の輸出規制を明日から開始。
色々な意見が政治的な面からもあると思うので、
水産物を使用して料理教室をしている一個人としてのブログを軽く書きます。
そうはなるだろうとか思っていまして予想通り。
中国も同じく輸入規制をかなりな割合発動するらしい。
どんな感じなのかな、と中国でもスーパーに行ってきました。
アリババスーパー。
日本産の魚介がほとんど皆無。
中国だと魚介は手に入るので日常的に購入できる。
ブランド名がついた日本の水産品は別。
蟹コーナーもあり。
ただ、ここ中国の海側の地域なのでいいのですが、内陸になると新鮮な魚ってのはなかなか手に入りにくいってことです。
香港の水産物規制は日本の水産業にとっては大打撃かと思いますが、
私の料理の師匠は
お店にわざわざ「東北の魚を使わないで欲しい」と言ってくるお客様がいるらしく、
そういう客には丁重にお断りしていた。
「日本は海に囲まれているんや。
同じ日本人なのに、東北の魚は食べれないなんていう寂しいこというなあ」って呟き。
そういう考えの方です。
日本の観光を支える代表のような京都の料理人として、私は尊敬しています。
そういう料理人もいれば、
FOOD expoで鹿児島「KAGOSHIMA」という言葉が
「FUKUSHIMA」に聞こえたらしく、
「NO‼︎Fukushima‼︎」と言ってる外国人バイヤーもいた。
日本ブースはもちろんとても人気。
だけど、そこにはすごく厳しい。
日本は原材料を売ろうとする企業が多いので、、。
色々な立場のかたがいるので、
とても難しいでしょうが、
私は香港ではやはり10都県の食材を使用しませんでした。
香港のロコの方ばかりの初対面の教室だったので、
食べる人が不安になる要素がない方がいいだろうという判断です。
香港の方、だけど日本好きなんですよ。
日本が好きだから日本のこういう動きに日本人以上に敏感なんですよね。
香港人の生徒さんが「日本で野菜を育てるのが夢」という言葉が印象的でした。
料理教室を香港で続けて、お互いの理解を深められたらいいなと思っています。