おはようございます。
ヘルスケア専門栄養コンサルタント ECRIE です😄
「AST（GOT）、ALT（GPT）の数値が高いわ～。」
「大丈夫？どこか症状でてないの？」
「もうずっとやし、何の症状もないし大丈夫ちゃうかな～」
先日こんな会話をしました。
AST、ALTは、どちらもたんぱく質を分解してアミノ酸をつくる酵素。
ALTは肝臓に、ASTは肝臓の他に心臓や赤血球、腎臓、筋肉などにも存在します。
ASTのみ高い場合は、心筋梗塞や筋肉の破壊を疑いますが、
このように両方の数値が高い場合は、肝臓の病気を疑います。
沈黙の臓器をいわれる「肝臓」
急性肝炎やアルコール性肝炎では自覚症状がありますが、
慢性肝疾患では、自覚症状があまり見られません。
肝臓は主に4つの働きがあり、
①食べ物からとった3大栄養素を体内で使える形に変える
②脳に必要なエネルギーを貯蔵する
③アルコールやアンモニア、薬など体にとって有害な物質をろ過し無害化する
肝臓で作られた老廃物を流す「胆汁」を生成・分泌
④脂肪の消化吸収を助ける
このように私たちが生きていく上で重要な働きをしているのが肝臓なんですね～。
そんな重要な機能をもつ肝臓が低下してしまうとどうなるのか...
エネルギーが代謝できず栄養は中性脂肪となり、
老廃物は体内にたまっていき、
エネルギーが作れなくなるため、体を動かすことがつらくなります。
最近疲れやすくなった...
と感じることはないですか？
もし、数値にも現れていたら肝臓のSOSかもしれません。
肝臓の病気は、
アルコールの飲み過ぎや肥満が原因です。
そのまま放置しておくと、
肝機能が低下して肝炎へ進行し、全身の倦怠感、黄疸、発熱などの症状が
表れ、悪化すると、肝硬変になります。
また、肌荒れや肌のくすみの原因にもなり、
血の色が悪くなると、肌の色が悪く見えてきます。
肌ツヤをよくするためにも肝臓の働きは大切なんです
肝臓の病気は、自覚症状がないため、体調不良ととらえてしまいがちです。
気がつけば重症になってしまうこともあります。
今からでも遅くありません。
肥満を改善せずに肝臓の機能を改善することはできません。
あなたの食生活を振り返ってみませんか
まずは、知ることから始めましょう。
今日は、
「肌を美しくするためには肝臓を元気に！」
について、お話しました。
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「何をどれだけ食べているか」が一番重要 になります。
まずは、朝・昼・夜・間食にどのようなものを食べているのか
あなたの考え方や傾向を見直し、少しずつ生活習慣を変えて、
無理なく食事を整えていくように取り組みましょう。
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