タイから旅行で我が家にステイしていた二家族が無事に帰られました
彼らが帰る日の朝の出来事。
７歳のMくん。下の記事に写真があります。
Mくんは、私のことが大のお気に入りで、大人たちと話していても、「Yoko 僕と一緒にYOUTUBE見てくれる？」とちゃんと英語で伝えてきます。
Mくんの親は普段はもっとかまってあげているのでしょうが、彼らの友達夫婦も一緒なので、子供一人にかまっていられません
ご飯はきちんと食べさせなくてはと、しなくてはいけないことに必死。
Mくんとたくさんの彼の好きなゲームや宇宙の動画を見たのですが、帰りの朝、Mくんはまた動画を見ていました。出発前でしたが、私も横に座り、Mくんのお母さんも近くにいたのです。
その朝Mくんは、宇宙のいろんな惑星の星たちが漫画のようになっていて、タイ語で話している動画を見ていました。
普段私と一緒にいた時は９割英語の動画をMくんは見ていたのです。
M君は自分が面白いと思う動画を私に見せたかったり、私が ❝ゲー気持ち悪い！❞ と反応したものを覚えていて、わざと私に見せたり、子供がやりそうなことですが、私にいたずらするのも好きなんです。
この家族たちが帰る日の朝、M君の様子が変わってきました。
タイ語の惑星の動画をボーーーーっと見ているMくん。
何だかいつもそばにいなかった母親が「Yokoに英語で訳してあげなさい」などという言葉もスルーしています。
私が何かいってもスルーしているのです。
何だかMくん、母親に対しては少しイライラしている感じ。
私は彼のいつもと違う態度から、ちょっと彼の外側と内側を観察してみると、私と一緒にギャーギャーいいながら動画を見たり、天然石やガラスでできたカメの小さな置物でお箸の紙を滑り台にしてどっちが遠くにすべるかの競争をしたり、そんな時間を思い出しているのかもなーと感じたのです。
そして私はMくんにいいました。
「Mくん、今あなたは動画も見ていないし、動画の内容も聞いてないんだね。あなたの心はどこかにいっちゃってるね。(私と一緒に遊んだ) 思い出を振り返っていたんでしょう？」
するとMくんは何も言わずに私の方に頭をすり寄せて ❝バイバイするのがさびしい❞ というジェスチャーをしたのです
Mくんが私を気に入る理由は、
彼がどんな感情で今いるのか、また何を考えているのかをわかろうとしてくれるから
Mくんの表面的な態度の奥に何があるかを気にしてくれる数少ない人なのかもしれません。
兄弟がいれば寂しくないことも、大人６人の中で自分だけ子供で、我慢強い一面もあるMくん。本当は自分の相手をして欲しいけれどもわがままをいっても大人の輪に入れない寂しさ。
そんな時、少しでも本当の相棒のように接してあげることがいつも嬉しいようで、去年も、Mくんの父親が、
「Yokoが帰ったあと、１カ月はYokoの話をしてたなー」といわれました
特に我慢強い子は、その子の本当の気持ち、感情をその子に波長を合わせて感じてあげること、大事かもしれませんね
Mくんのお母さん(以下Aさん)は４４歳の高齢出産でした。
M君を妊娠する４年前に我が家に遊びに来た時に一緒にセドナやグランドキャニオンにいきました。
その時、Aさんのご主人が夫のが仕事の取引先のエンジニアで、出張でタイからカリフォルニアに来ることが多かった彼と仲良くなったのです。
２００６年ごろからの仕事だけでなく彼と彼のチームの人たちが出張でLAに来るときにはいつも我が家でBBQをしたり
２０１３年にはプライベートで泊まりに来たときには、彼は奥様のAさんと連れてこられたのです。
その時Aさんは不妊に悩んでいました。ご主人は諦めモードというか、「子供はいてもいいし、いなくてもいいじゃないか」のスタンス。
Aさんは、この世はなんて不平等なの？誰か、何かを責めていました
９年前、そんな二人を連れてセドナやグランドキャニオンへGO！
あの時、セドナでAさんはオーラの写真を撮ってもらい、少しだけオーラの写真の説明とミニリーディングのようなことをしてもらっていたのですが、その時、彼女の真後ろに立っていた私は、ものすごい大きなエネルギーが現れてきたことだけ強く覚えていたのです
今思うと、あれはMくんのエネルギーだったのかもと今回感じたのです
子供は生まれる前に、親のことを観察していますから
私はすっかり忘れていたのですが、セドナやグランドキャニオンに２０１３年に行った旅行の時、私はこのエンジェルを一緒に持っていき、写真を撮っていたそうです。Aさんがこのエンジェルを見て、私に話してくれました
私はこのエンジェルをセドナに持って行ったことすっかり忘れていたのですが、今回Mくんがこのエンジェルを見て、同じ姿勢をして、祈っている姿を何度も私にしたのです。
そして、このエンジェル、かわいいとずっといっていたのです。
もしかして、天国から降りてきて、一緒に行動していたかもしれないMくん。
これからもMくんの成長を見守ります
↓の記事はイギリスのミディアム、リサウィリアムスの本に書かれていたもので、彼女も、自分の子供が生まれる前に、親を観察していたことを書いています
