学歴がないことを恥じていたり、学歴があっても何らかの理由で恥じていたりする人たちはたくさんいます。
昨日ご紹介した、昔隣に住んでいた、元スタントマンで今はアクションディレクター(ハリウッド)のプリスコットファミリー
実は奥様のスザンヌさん、14歳で学校を辞めた、日本では中卒にあたります。
この記事(“In the Spotlight; Suzanne Prescott” 2019年8月 英文)を読んでいて知ったのですが、簡単に言うと、生まれ育った家族はいわゆる機能不全家族だったと推測されます。
私が知っているスザンヌさんは、「子供思いのお母さん」
スタントコーディネーターのご主人、ダリン(Darrin) と家族で、子供を連れていろんな映画のロケーションについていったことで、視野や経験を広げられました。オーストラリア、ドイツ、ロシア
ジェイソンボーンシリーズではダリンはスタントコーディネーターだったのでかなり長期のロケーションだったことと思います。
2016年、娘でモデル・女優のカリアちゃんのマネージャーにスザンヌさんは電話をします。それは、こんな映画いいんじゃない?と、アイディアが浮かんだから
すると、脚本を書く勉強もしたこともなければ脚本を書いたこともないスザンヌさんにマネージャーが、
「君がかけばいい」
何の経験もないスザンヌさんでしたが、この押しがきっかけでアマゾンで本を買って、勉強してみることに
そしてスザンヌさんが自分を信じて書いてみると
この映画の脚本家として2016年から2018年にかけて数々の賞にノミネートされ、時には受賞されたのです
そして、その後、スザンヌさんはその脚本を元に小説本を出版されたのです 2020年9月に出たばかり
彼女が育った家族では、恐れの中で、勇気や強さが育まれることなく育ったそうです。彼女を信じ、サポートしてくれる人はいなかったのでしょう
パートナーのご主人との出会いは大きかったことでしょう。ソウルメイトの一人でしょうね
彼女の可能性をしっかりとサポートしてくれる素敵な人。
今生でお互いにサポートしあうことを約束していたのでしょうね
ソウルメイトというのは必ずしもパートナーとは限りません。友達や同僚、家族の中にいることもあります
この小説は、サイコパスの男に誘拐された弟をお姉さんが助けるお話のようです。
娘と息子をこよなく愛するスザンヌさん。もし自分の子供が誘拐されたらどうするか、想像されたようです
もしスザンヌさんが、「私は学校もろくに出ていないから無理、、、」と娘のマネージャーのオファー(押し!)を断っていたら、映画の脚本も小説も生まれなかったはず
あなたも誰かに、「それやってみればいいのに!」といわれたことはありませんか?
もし自分の中で、「私なんかにはムリ、、、学歴もないし、やったこともないからできるわけがない、、、」なんていう自分の低い意識からの声を聞いて、それを信じ込んでいたら、すべてのことがそんな調子で終わってしまうかもしれません
誰にでもギフトはすでに備わっています。
女性だから、もう年だから、学歴がないから、やったことがないから、、、
そんな「思い込み」からの「抵抗」を手放した先に、何が待っているか
せっかく生まれてきたのだから、「未知」なる未来を経験してみましょう