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今、我が家には主人の友達が1週間ロサンゼルス観光に来ていて、あちこち連れ回しています。詳細は「余談」のところで書くとして、今回はミレニアル世代について興味深い動画を見たので、シェアさせていただきます。
SNS時代を生きる、ミレニアル世代(Millennials)とはSimon Sinek氏いわく、1984年以降に生まれた人たち。YOUTUBEで見つけたアメリカのミレニアル世代の人たちの人間関係や仕事ぶりに関して話すSimon Sinek氏 の動画では、ミレニアル世代といっても、フォーカスは、アメリカの学歴には申し分のない若者に関するものです。
Sinek氏いわく、彼らは親に、「あなたは特別な子。何でもできるし、何にでもなれる」と褒められて育ち、成績が優秀な理由の一つに、彼らの親の先生に対する要求が強く、その結果、子供が良い成績を得ている場合もあるといいます。ということは、それが分かっている子供は、実力で得ていないステータスに関しては、引け目や罪悪感を感じ、それは、自尊心の低さ、自信のなさに関わっているといいます。
また今のテクノロジーでは、我慢する、待つことなく、何でも手に入るので(映画、音楽、買い物、他)忍耐力がなかっり、精神状態がダウンしていたとしても、SNSで見せたい自分を演じることもでき、人間関係が浅いことを指摘しています。
“いいね”が少なくて落ち込んだり、寂し気持ちに対して、複数の友達にテキストして、誰かから返事がきたら安心したりなどは上辺だけの満足で、現実逃避だと指摘しています。
お酒やドラッグ、ギャンブルには年齢制限がありますが、SNSに“依存”して現実逃避することに規制がなく、ストレスと向き合えない若者が増えているといいます。最悪の場合は自死に至ることさえあると指摘します。
Sinek氏はSNSが問題なのではなく、“依存”していること、バランスが取れていないことが問題だといいます。例えば、若者の中で会議中でも人と食事をしていても、いつでもスマホを見ていたり、気にしている人は、相手に“あなたは重要じゃない”というシグナルを送っているといいます。
目の前の人と向き合い、その人の今の心境や状況を聞いてあげたり、手伝えることがあれば、ヘルプをオファーすることは、人間関係では当たり前のこと。そうやって、少しずつ関係を築いていくことができていないといいます。
また、仕事で結果を出すのに何年、何十年とかかるのは当たり前ですが、ミレニアル世代の若者は、すぐに結果を出せたり、会社にインパクトを与えることが出来ていないと感じると、1年もしないで辞めようとする人もいるといいます。
仕事でスキルを磨くことや、満足できるような仕事ができるようになるには、忍耐や時間を要します。
Sinek氏は、忍耐力がないミレニアル世代の若者だけが悪いわけではないといいます。親の育て方や企業の在り方も問題があると指摘します。今の企業は人を育てる本当のリーダーシップがなく、若者を時間をかけて育てていないといいます。
数字が出せなければ、会社にすぐに貢献できなければ首にすることをしていたら、若者の素晴らしい可能性が見いだされないまま、そして、スキルも身につかないまま辞めさせられることになり、それでは彼らの自尊心は低いままです。
私はシリアスな口調でまとめましたが、インタビューを受けているSineck氏はとてもお話上手で、面白い人です。よかったら検索して動画を見てみてください。
意外だったのが、ミレニアル世代の若者は今までの世代より自信がないということ。つまらないこと、苦手なことも含めていろんな体験や人間関係の中で信頼関係を築くことも自信に繋がるのでしょう。
誰かと会っていても、スマホが気になって今に集中でなかったらそれは依存ということになるのでしょう。逆に言えば、“今”この瞬間の自分の経験を大切にしたり、エンジョイしたり、体感を感じ取ったりすることが苦手ともいえるかもしれません。
ミレニアル世代の若者のポテンシャルやギフトを引き出してあげるのに、大人や企業がギブアップしないで向き合うことが必要な時代なのかもしれませんね。
余談:さて、タイから主人の友達Aさんが1週間遊びに来ています。明日が最終日。Aさんは日本の東証一部上場企業のタイ支店でマーケティング部の人なので、日本や海外への出張も多く、今回はマイレージを使ってやってきました。家に遊びにくるのは3度目なので、今回はメジャーな観光地ではなく、もっとローカルばスポットを連れ回しました。
主人の友達で、ワイン好きカップルも家に招いて、そのまま彼らも家に泊まって、翌日はサンタバーバラへ。
ワイン好きカップル、4本物ワインを持ってきてくれました!
元バスケットボール(NBA)選手、姚明(ヤオミン)さん、ワイナリーもっていたんですね。
翌日はドッグビーチ、海辺のワインテイスティング。
ワインテイスティングはピアにあるDEEP SEAで。主人はミレニアルじゃないけど、スマホいじってます。笑
ピアでワインテイスティングできると、超美味しいワインじゃなくても全然楽しめます。
夜はタパスのお洒落で美味しいお店でディナー。
雰囲気もいいし、お料理も美味しかったです。サンタバーバラにあるLoquita(予約してなかったので、バーのカウンター席で5人で食事)
日本の北海道のホタテや黒豚など日本の食材も。
次の日はオーハイのOjai Valley Inn and Spaでゴルフ!その後はお決まりのyard house. Aさんいわく、100種類以上の生ビールがそろうこのレストランがタイにあったら絶対流行るそうです。
翌日はGetty Museum へ。空いているし、海外からのツアリストが大半。
翌日はサンタモニカのアーティスティックでお洒落なショップやカフェが集まるベニス近くのAbbot Kinney Blvdへ
この後はワイン好きの友達カップルと合流して、サンタモニカの居酒屋夢舎(Musha)で飲んで、家に帰ってからはAさんと主人はギター弾いて歌ってました、、、
残りは近所のアウトレットやモールで50人のスタッフのお土産や、個別に頼まれたものを探すのに疲れ果てていましたが、まだ完了せず。今晩の便で帰りますが、今日もお買い物でしょう。
そんなに遠くには行きませんでしたが、結構楽しめました。Aさんの長男はプロの写真家で、次男はまだ大学生ですが、役者さんでCMとかにも出ています。
子供が大きくなってきて、自分のための時間が出来てくると同時に、仕事でのポジションも高くなり、忙しそうですが、こうやってリフレッシュすることのお手伝いが出来て私も楽しかったです。
Sinek 氏の動画は↓