アラフォー夫婦の漢方生活
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漢方は女性の不調を改善することが得意分野!
忙しい毎日を送り、自分でも気づかないうちに疲れがたまり、体や心、肌に不調を感じることも多いものです。
女性の体は、女性ホルモンによって毎月の体調が変化します。
冷え、むくみ、イライラ、肌荒れなど、女性ホルモンのバランスによって変化があり、毎月ごとに不調を感じることが多いです。
女性ホルモンの変化は、女性の人生にも大きく影響します。たとえば思春期、妊娠・出産期、更年期はホルモンの分泌が大きく変動し、さまざまな不調が起こりやすいタイミングでもあります。
漢方は、そんな女性の不調を改善することを得意としています。
日本における漢方医学は、その昔、中国から伝わった伝統医学がルーツですが、日本の風土や日本人の体質に合うように改良され、長い時を経て、効果や安全性が確かめられた日本独自の医学。
西洋医学がに悪い部分だけを絞って治療をする、いわば対症療法であるのに対し、
漢方は体全体を見て整え、自然治癒力を高めることを基本にしています。
女性ホルモンの変化に上手につき合っていきたいものです。そんなときに漢方薬の力を借りるのです
漢方では自然な形で女性ホルモンの乱れを正し、体調を調え、健康と自然な美しさをもたらします。
女性特有の症状は、漢方の得意分野です。
漢方生活を信じて実践してみると漢方薬のメリットがよくわかると思います
漢方薬のスゴイところ![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
ひとつの漢方薬で複数の効果がある
更年期の女性は、食欲がない、気力がわかない、情緒不安定、熟睡できない、ふらふらする、耳鳴りがする、肩こり、頭痛、冷えなど、いくつもの症状で悩み困っていることが多いようです。
西洋医学だと、胃薬、精神安定剤、睡眠導入剤、抗うつ剤、めまいの薬、鎮痛剤と、複数の薬を処方されることになります。
漢方医学では、それらの症状を根本から改善していくので、一つの漢方薬で複数の症状が改善します。
未病を治す
西洋医学は、病名がつかないと治療の対象としませんが、漢方では病名がつかなくても、不調があって放っておくと近いうちに病気になりかねないという状態を「未病」と呼びます。
漢方薬で、自然治癒力を高めて、その人が本来持っている機能を回復させ、症状の原因となるバランスの崩れを整えて、体質を改善していきます。
病気ではないけれど不調が出ているときに、漢方薬の出番となります。
体と心をひとつのものとしてとらえる
漢方は心身一如、体と心をひとつのものとしてとらえ、からだ全体を見ます。
更年期世代は、子供の巣立ち、夫婦関係の変化、親の介護など生活環境の変化に伴うストレスも多く、それが症状を引き起こす原因になります。
漢方では、その人のおかれている環境や体質も配慮します。
女性特有の悩み(冷え、月経の問題、更年期など)に対して漢方薬が効果があります。
三大婦人薬(当帰芍薬散・加味逍遥散・桂枝茯苓丸)として有名です、更年期障害の50~90%に有効であるといわれています。
その人自身の体質「証」などによって使い方が少し違ってきます。
「当帰芍薬散」・・・虚証の人、冷え・頭痛・めまい・貧血・発汗
「加味逍遥散」・・・中間証の人、のぼせ・頭痛・イライラ・神経質・不安感、精神面にも効果あり
「桂枝茯苓丸」・・・実証の人、のぼせ・肩こり・頭痛・めまい