アラフォー夫婦の漢方生活
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②不調があるなら、我慢しないで！女性のための漢方薬ってどんなの？
当帰芍薬散
当帰芍薬散は数千年前から女性の一生に関わる漢方薬として使い続けられています
生理不順、生理痛、PMS、無排卵、妊娠出産の各種トラブル、更年期の症状、使い方次第では、一つの漢方薬で一つの症状だけでなく、たくさんの不調が改善されます。
女性のライフスタイルの変化（月経、産前産後、流産による障害、閉経前後）に幅広く用いられる当帰芍薬散
体力虚弱で、冷え症で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸などを改善します。
月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害（貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ）、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りをよくします
当帰芍薬散は、冷えと過剰な水分で血行障害が起きている病を改善する漢方薬
血液は全身をめぐって、栄養素や酸素などを運んでいます。
漢方の考え方にも、血（けつ）は、全身をめぐって体に栄養をあたえます。血の量が少ない人は体のすみずみまで栄養や熱が行き渡らず、冷えなどの症状がでます。
血は体の中の巡りが悪くなると、水分代謝も悪くなり、体に余分な水分がたまり、その水分が体を余計に冷やしてしまい冷えが悪化します。
当帰芍薬散は、全身に栄養を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで余分な水分を体からとり除きます。
他にも加味逍遙散や桃核承気湯などがあります。
当帰芍薬散が主に水の循環を良くするとすれば、これら二つは、それぞれ気あるいは血の循環を正常にする作用があります。
気血水の使い分けで漢方薬があります。
当帰芍薬散は主に、血行を良くして貧血症状を改善し、体を温める作用のある当帰、川芎、痛みをとる芍薬、むくみを改善する白朮、茯苓、沢瀉といった生薬から構成されています。
当帰芍薬散は女性のための漢方薬
妊活中の方
当帰芍薬散は卵胞発育・排卵・黄体維持など、卵巣機能に効果を発揮するため、月経不順の女性や、排卵障害に伴う妊娠希望の方に使用するようです。
妊娠希望で基礎体温をつけている場合、当帰芍薬散を飲み始めると、多くは次の月経周期から基礎体温が変化しはじめます。
これは体がホルモン分泌をコントロールする力を正常に戻しつつあるということです。
妊婦さん
妊娠中に服用しても、妊娠経過や胎児へ影響を及ぼすことはほとんどありません。
倦怠感、貧血、頭痛、めまい、浮腫など、西洋の薬剤を使用しづらい場合に用ることが多いでようす。
Twitterも日々更新しています、ブログでは書ききれない漢方や健康のことなどをアップしています。
ヒーリング漢方@healingkampo
@ntah0gzjCxhT7Qb ストレスは肝を直撃！ 肝の気を良くする抑肝散や加味逍遙散がベストかと。 あとは、息抜きと行動を慎むことかと！養生に徹して難をしのごうかと考える今日この頃です。
2022年05月12日 21:05
