アラフォー夫婦の漢方生活
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乾燥肌に漢方薬をチョイスしてみる
漢方薬で体質改善
乾燥肌は皮脂も水分も不足した状態
乾燥肌とは、肌の皮脂や水分が不足して“肌が乾燥している状態”のことで、ドライスキンまたは乾皮症(かんぴしょう)とも呼ばれます。
全身が常にカサカサしていたり、洗顔の後、肌がつっぱったりといった不快な症状が出ます。
肌のターンオーバーの乱れ、紫外線、加齢、誤ったスキンケアの影響、洗いすぎによる皮脂の欠乏、乾燥などの刺激によって、皮膚本来のバリア機能が低下し、肌が水分を失った状態です。
乾燥肌を放置していると、皮膚にあるかゆみの知覚神経が過敏になり、少しの外的刺激でもかゆみや湿疹などの皮膚トラブルが起きやすくなります
私たちの肌は表皮で覆われていますが、乾燥と密接な関係にあるのが、表皮の一番外側にある角質層です。
角質層には「バリア機能」という役目があり、バリア機能が正常に働いていると、肌の水分を保ち蒸散を防ぐとともに、アレルゲンなどの侵入や外部からの刺激を守ります![気づき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/675.png)
皮膚のバリア機能が低下する原因とは?
肌のターンオーバーの乱れ・・・不規則な生活やストレスによってターンオーバーのリズムが乱れると、正常なバリア機能が維持できなくなります。
紫外線の影響・・・紫外線を浴びることによって、肌表面の角層がダメージを受け、バリア機能が低下します。
誤ったスキンケア・・・タオルによる過剰な摩擦刺激や洗浄成分による洗いすぎによって、バリア機能が低下します。
炊事、洗濯・・・強力な洗浄剤やお湯の使用によって皮脂が流されてしまい、バリア機能が低下します。
加齢・・・歳を重ねると、皮脂やうるおい成分が失われ、バリア機能が低下しやすくなります。
エアコンによる乾燥・・・エアコンによって乾燥した空間にいることによって、肌表面の乾燥が進み、バリア機能が低下しやすくなります。
漢方薬で体質改善!
免疫力を高め、皮膚の乾燥やかゆみを防ごう!
漢方における乾燥肌の状態
漢方では、乾燥肌は、「血虚」という状態です。
血虚とは、体を構成する3つ要素(気・血・水)の一つ、「血(けつ)」が不足している状態です。
血は全身に酸素や栄養を行き渡らせる役割があるので、血の循環が滞ると皮膚に栄養が行き渡らなくなり、皮脂や汗の分泌低下が起きます。
皮脂の減少によって肌内部の水分が保てなくなった結果、乾燥肌が引き起こされていると考えられています。
乾燥は皮膚の水分の蒸発を早めるため、肌の突っ張りやカサカサ、肌荒れ、かゆみ、小じわなどが現れます![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
バリア機能が低下し、痒みが酷くなったり、やかぶれによる皮膚炎、湿疹などのアレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎の悪化などの原因になります。
乾燥肌に効果的な四物湯(しもつとう)
四物湯が基となり、乾燥による皮膚のトラブルを改善します。
四物湯から派生した漢方薬があります。
当帰飲子
温清飲
十全大補湯
これらの漢方薬は皮膚のトラブルを助けてくれ、体質改善するとともに、体の他の症状をもよくしてくれます。
次のブログで四物湯や四物湯グループの効能や効果を書きたいと思います
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不定愁訴に対抗! 登り時の発汗で、体に異変が… 背中から首筋にかけての筋肉(自律神経の集まる)の緊張が見事に軽減。 これは実に素晴らしいことで、 いわゆる、「ととのう」ということ。 それにより、昼寝可能となり、体が楽チンに。… https://t.co/WcQvAqlKtL
2022年05月15日 20:17